第12話 ナンバーズ
『フォワード陣戦闘中in地下水道』
冒頭から戦闘シーン全開で飛ばしております機動六課
アギトは性格は単純ではありますが攻撃力も単純に高い方ですね、あんな小さな火が大爆発しています
一方のガリューは前回おおよそギンガとほぼ同格と見ましたが大体そんな感じでした
地上スレスレの低空飛行で接近しての攻撃を予測したギンガが正面から殴りつけて見事相殺
機動六課もルーテシア側も一歩も引かない攻防です
この冒頭のシーンで何気にエリオがキャロを抱きかかえてアギトの爆発から回避していたのが個人的にはとても良かった
『任務はケースの確保、このまま撤退しながら引きつける』
やはりティアナのフォワードリーダーとしての判断力は急成長ですね
未知の敵の襲撃を受けた直後だというのにも関わらず判断は冷静です
前回も書きましたが与えられた任務はあくまでもケース(レリック)の確保であってルーテシア達の逮捕ではない
今の戦力でごり押しすれば出来る可能性はありますがそれは与えられた任務外の行動にあたり不安要素も大きい
隊長達の命令を無視して勝手に突っ込んだあげくレリックを奪われ敵にも逃げられたら目も当てられません
撤退しつつ引きつけるという判断は現時点で最良のものと言えるでしょう
そもそもこの後(もうすぐだろうとティアナは思っている)ヴィータとリインが合流するので自分達が無理をする必要性は皆無
敵を撃破して捕まえるのなら合流後で十分なのですから
『ヴィータ副隊長からのお褒めの言葉』
ティアナ達に接近しつつ現状の把握をしていたヴィータとリイン
ティアナの判断にヴィータとリインからお褒めの言葉を頂きました
特に「あの」ヴィータが素直に部下の判断を褒めているんですよ?これはレア映像です(キリッ!)
『登場直後に先制攻撃』
天井をぶち破り粉塵を上げて視界を悪くしリインがルーテシアとアギトの動きを封じる
ヴィータがガリューにドでかい一撃を食らわせる
単純ながらこのコンボは凄い、特にガリューなんて防御したのに防御の上から強引に突破されて壁を突き抜けてぶっ飛びました
さすがヴィータ副隊長、どの隊長達よりも頼りになる
『残念、ルーテシア達は逃げ出した』
ぶっ飛ばされたガリューはともかくとして氷漬けにされたルーテシアとアギトはどうやってあの状態から地下に穴開けて脱出したんだろう…
そして脱出直後にルーテシアはジライオーを召喚
地上で召喚するものだから地下水道が崩れかけてます
スバルのウイングロードは飛行手段を持たないフォワード達の重要な脱出ルートですね
螺旋状にウイングロードを展開したのはまっすぐ伸ばすと皆が上れないから徐々に緩急を付ける為
やっぱ応用力高いなウイングロード
ヴィータ副隊長は殿(しんがり)を務めて部下を先に行かせるという所もさりげない部下想いな一面ですね
『レリックの封印処理お願い出来る?』
いやいや、もう地下水道崩れかけてるんだから早く脱出してよティアナさん!?
ここでのティアナの考えは見事に敵を出し抜く結果になった訳ですが早くウイングロードを走りましょう、危ないです
『一方部隊長は殲滅行動継続中』
バッタバッタとガジェットⅡ型が落ちていく、まるでカトンボの様だ
さすがにフレースヴェルグの連発は魔力と体力を消耗するのでしょう、息が上がってます
完全固定砲台でも連発はキツイですよねやっぱり
部隊長がガジェットを落としている間にロングアーチのオペレーター陣がせっせと幻影の解析作業を進めています
そろそろ幻影のパターン解析が終わるとの事ですが果たして間に合うか…
『ミッドチルダ首都地上本部』
地上本部のトップであるレジアス中将がはやての殲滅活動をライブ中継で観戦中
中将がはやての魔導師ランクが総合SSと聞いて驚いてますが実際問題地上部隊に所属する魔導師がSSなんて馬鹿高いランクを保有しているのはまずないですからね
元々はやては本局所属で更に(今はSランクですが)普段はランクを落としてますから
機動六課設立の後見人のクロノ・リンディ・カリムの名前を見てあからさまに不機嫌になりました
この3人は管理局においても英雄視されているのでしょう、中将は気に入らないご様子
更にはやての名前を聞いて10年前の事件の中心人物であるとすぐに気付きました
中将にとってははやてもグレアム元提督も「元犯罪者」という肩書きがあるのが大層ご不満なのですね
元犯罪者が部隊を設立して隊長をやっている事に不安を覚えている為にこんな対応や口ぶりとなっています
ですが根は管理局の未来と世界の安全を強く願っている人だから誤解されやすい人だと思うのですよ
『機動六課のフォワード部隊はそう簡単には死なねぇよ!』
とでも言わんばかりにアギトの予想を裏切ってのご登場、みんなしっかり生きてます
キャロがジライオーをアルケミックチェーンで捕縛しスバルとギンガの姉妹ウイングロード+ヴィータ副隊長の突貫+ティアナの威嚇射撃
これらはあくまでルーテシア達の視線をこちら側に固定する為の策
本命はソニックムーブで急速接近したエリオとリインが2人を捕えるというもの
上手い具合に考えられた作戦です
仮にエリオ達の存在に気付いたとしても注意をそちらに向ける必要がありますからその時はナカジマ姉妹とヴィータの接近が生きてくる
二重に張られた策で見事2人を確保成功
『登場するナンバーズ、NO.4とNO.10』
先週チラッと登場したクアットロに加え彼女の相棒であるディエチも初登場
ディエチの目がストームレイダーを捉えるシーンで明らかに機械的なズームがされてます
ここは戦闘機人が人間とは違う存在であるという分かりやすい描写ですね
『クアットロの超大胆不敵な作戦』
ディエチの超火力でヘリごとぶっ壊す
でも少女(聖王の器)はそんな攻撃じゃびくともしないから大丈夫♪
というウーノとスカリエッティの発言に真実味がなければ到底実行出来ない様な作戦です
これ失敗したらどうするんだろう…
『ルーテシア救出作戦』
クアットロが「チビ騎士」と呼んでいたのは勿論エリオの事なんですが…
自分の作品の中じゃそのチビ騎士から可愛い我が子を作り出すとは何だか不思議な気分です
『セインちゃん初登場』
ただし片手のみ(笑)
ある意味インパクトある初登場だ、でもシュールすぎる…
『えげつないクアットロの精神攻撃』
ヴィータに対して確実に心を抉る発言を瞬時に思い付くクアットロは間違いなく腹黒い性格をしています、悪女です
特にヴィータに対しては効果絶大だなぁ…こんなの聞かされて冷静でいる方が無理だわ
『続・クアットロのえげつない作戦』
ヘリに対する砲撃準備は機動六課達も気付いています
その上で更にヴィータに精神攻撃を仕掛けるというまったく容赦のないクアットロの作戦
ヘリへの攻撃を行えば当然隙が生まれるのでルーテシアの救出もやりやすくなる
加えてケースの強奪も同時に行うとは…
『インヒューレント・スキル ヘヴィバレル』
超ドでかい砲撃が見事ストームレイダー直撃
もの凄い威力で誰もが絶望的な結末を思い浮かべる中、不屈の魔法少女がその絶望を覆しました
瞬間的に限定解除しエクシードモードにフォームチェンジ
ヘリの前に出て砲撃からヘリを守るというフェイト顔負けの超高速
けどこのシーンやっぱりリアルガードベントを連想してしまう…
文芸部員なら仕方がないよね?
『フェイトさんも頑張ります』
ヘリの防御はなのはに任せてフェイトは砲撃地点からクアットロとディエチの所在を割り出して瞬時に接近
けど逃げ出したクアットロ達はいいけどディエチが飛べないのは痛いですね
バッタみたいにピョンピョン跳んで移動しているからフェイトはそっちに絞って捕まえれば良かったのかもしれない
『インヒューレント・スキル シルバーカーテン』
先週も使った幻術
この場合はクアットロとディエチの姿を見えなくするという形で使われました
これで逃げ切れたと思ったらそうは問屋が卸さない
『はやての極大広域空間攻撃』
姿が見えないからどこにいるか分からない?それなら周囲丸ごとぶっ飛ばせばえぇねん
というある意味真理を突いた攻撃です
ですが効果は絶大で魔力バカであり威力がとんでもないはやてにしか出来ない戦術でしょう
普通ならこれで一発KOだったのですが…
『遠き地にて闇に沈め デアボリック・エミッション!』
かつて初代祝福の風が使った魔法をはやてが使いました
いやー威力がヤバいヤバい(笑)
ちなみにマジ顔でダッシュしながら逃げる2人ですがクアットロがディエチを抱きかかえて飛んで逃げたのは妹を思ったからでしょうか?
クアットロみたいな性格なら平気でディエチを見捨ててもおかしくないのですが(爆)
『砲撃で昏倒させて捕えます』
いやそれ昏倒どころじゃねぇから、普通に致死レベルだから(非殺傷設定だろうけど)
前後でフェイトとなのはさんに挟まれて超特大の砲撃をぶち込まれるなんてクアットロもディエチも不幸すぎる…
『インヒューレント・スキル ライドインパルス』
ここで喋るケツが初登場
いやーいい尻をしているトーレ姉さん、相当鍛えてるのか引き絞まってる
しかしエロい尻の割には仕事は確実にこなすお姉さん
エース2人の砲撃から妹2人を見事守り切りました
最初は様子見だけで来ていて見ていられなかったから救助に入ったなんて妹馬鹿なお姉ちゃんなのかこの人?
『ティアナのマジック種明かし〜』
ヴィータもリインもミスに責任を感じている中で種明かし
さすがティアナと言うべきか機転が利くな
見事レリックを守り抜きとりあえず最低限の任務は果たしました
『無事帰還したナンバーズ』
やっぱトーレ姉デカイよなぁ…色々な部分が
こう腕を組んだ時にはっきりと谷間が強調されてていい…
高身長で胸もデカイなんて言う事ないじゃないですか
偽装したレリック(キャロの頭の部分)を見抜けなかった妹達を叱咤
このトーレ姉さん基本的に厳しい性格ですね
でもルーテシアに対しては素で敬意を払っていたり妹の失敗を謝罪している所を見ると自分にも厳しくそして目上の人には最大限敬う人という印象
飴と鞭なら鞭を全力で振るってる感じ(飴は他の姉妹の誰かがあげるのでしょう)
『仕事をしないもう1人の副隊長』
シャッハの高速移動で駆け付けてみればやる事なくてそのまま帰還するシグナムとシャッハ
ほんと何しに来たんだと言わんばかりのただいるだけキャラ
せめてナンバーズ確保の方に向かってほしかった…もしかして到着したのはたった今なのか?
それなら仕事をしないもの無理はなかった、ごめんシグナム
『眠っている少女の為にぬいぐるみをプレゼント』
なのはさんが病院の売店で購入したウサギのぬいぐるみ
これがまさか4年後にヴィヴィオのデバイスの元ネタになるとは…
ここでなのはさんが後ろにあったクマのぬいぐるみを買っていたらクリスがクマ型の外装なったのだろうか?
さて、ほぼ1クールが終了しメインの戦闘シーンが終わって展開がこれから進むのですが…
10〜12話の戦闘シーンは緊迫して面白かったです
特に休日から一転して事件に切り替わる所も良い塩梅だったと思います
新キャラであるナンバーズ達もゾロゾロと登場してそろそろ視聴者達は誰だ誰でどの顔なのか分からなくなる頃でしょう
何せ現時点でようやく半分しか出ていないのですから(ノーヴェ含む)
個人的にナンバーズ大好きな身としてはとても良かった話しでしたね今回
そしてこの後の事件で更に多くのナンバーズが登場するので今から期待しています
でも個人的な意見を述べるのならナンバーズ側の日常風景がコミックでしか描写されてないのが凄く惜しいと思います
やっぱりアニメで見たいシーンが多いでしたから
訓練描写を少し削ってナンバーズの話に1話くらい割いても良かったと思うのですがねぇ…