第20話 無限の欲望
『まさか…これは!?』
ゆりかごが浮上したライブ中継は勿論聖王教会側にも届いています
そこでカリム護衛の騎士達は驚愕、でもこの男性騎士変なヘルメットしてますね、バイザーとか
でもそんな中カリムだけ凄くつらそうなご様子(悔しそうな表情にも見えます)
というのもこのゆりかごの出現そのものはカリムのレアスキルで一応予言されていたからむしろ予期していないといけなかった
ただ古代ベルカ語で記載された預言の書を正確に解読しきれなかった為に誤解読という結果になってしまった様です
だからはやての家族達に頼んで解読手伝ってもらえば良かったのに…(ヴォルケンリッター全員バリバリの古代ベルカから生きてる人達)
まぁこのツッコミは以前も書きましたけどヴォルケンリッターの守護騎士システムにエラーないしバグでも起きて古代ベルカ語の解読不可能的な流れになっていたんでしょうね
あとカリムの机の上に置かれたこれまでの預言書がまんま古新聞古雑誌並の扱いで縛られて吹いた、一応レアスキルが生み出した預言書だよねこれ?
『本局はゆりかごを極めて危険なロストロギアと認定した』
ってクロノ提督が言ってましたけど実際にゆりかごが浮上するまで本局は
「あ〜?ゆりかご〜?んなの本当にある訳ねぇだろ夢見過ぎなんだよそんなん警戒する必要ねぇっての〜」
とか調子に乗った対応だったのでしょうか?何だか慌てて危険視した様な印象があります
まぁゆりかごという存在自体伝説級の代物で本当にあるなんて信じられないのも無理ないんですけどね…本局がそんな後手な対応ってどうよ
そして、クロノのクラウディアを含む次元戦艦数隻がゆりかご撃破の為に進行中
レジアス中将はこの事件の対応は地上本部だけでやるから本局は介入するなと言ってましたけどもうそんな事言ってる場合ではありませんねこれ
むしろ地上本部だけで解決出来るならしてみろというレベルにまで事態は発展
果たして間に合うかどうか…
『市街地の上空を気持ち良さそうに飛行するオットー』
時々オットーが飛行出来る事を忘れがちになってしまいます、マジ華麗に滑空してるなオットー
アインヘリアル殲滅に向かっていたナンバーズもそれぞれに任務が与えられました
・クアットロとディエチ→ゆりかごにて突入してきた局員の迎撃&聖王の補佐(護衛)
・ウーノ→ゆりかごからスカリエッティのアジトにリターン
・トーレとセッテとセイン→スカリエッティのアジトにリターンしてスカリエッティの警護
・ノーヴェとウェンディとディードと13番目→地上本部への攻撃
と、なっていましたがここで疑問が一つ
ウーノはどうやってゆりかごからアジトに戻ってくるの?
クアットロはディエチを担いで飛行すればいいけどウーノは飛べませんよね?(そういった設定とかはなし)
なのに既に上空高く飛んでいるゆりかごからどういう手段で地上に…
あ、セインが乗ってたみたいにガジェットⅡ型に乗ればいいのか
大股開きでⅡ型に跨るウーノさんとか良くない?
『ゆりかごの向かう場所』
ゆりかごはただ浮上しているだけではなく「ある一点」に向かっている
それはミッドチルダ上空から主砲で地上を狙い撃てる位置&二つの月の魔力を受けてパワーアップ出来る位置
ここに留まる事が出来ればほぼスカリエッティ側の勝利が確定するというチートポイント
何だかこれを聞いてガンダム00のメメントモリを思い出した(その後に思い出したのがガンダムSEED 運命のレクイエム)
その位置にさえいれば地上のどこにでも好きな時に狙い撃てる
これ程恐ろしい事はありません、どこに隠れても意味を成さないんですから
トーレが言いましたけど「ミッドの地上全てが人質」というのはこういう意味ですね
そんな人質をチラつかされては本局も迂闊に攻め込む事は出来なくなる
つまりこの最終決戦はゆりかごがいかにその指定ポイントに早く辿り着くかどうかの戦略ゲームの様なもの
対する管理局側はゆりかごが指定ポイントに到達する前に撃ち落とさなくてはならない
こういう緊張感のある駆け引きは個人的に凄く好みなので見ていてわくわくしますね
でも時折チラッと見えるトーレ姉さんの乳や尻にムラムラきますね
『その状態なら本局の主力艦隊とも渡り合える!』
逆を言えば普通の戦艦同士での主力戦においてはゆりかごは勝てないという事ですね
いくら古代ベルカの時代を7日間で焼き尽くした巨神兵的な質量兵器でも本局の主力艦隊総出では分が悪かったか…
『私が教えようか(ドクタースカリエッティのはちみつ授業)』
ここでスカリエッティが呼んでもいないのにご説明してくれる事になりました(凄く楽しそうにも見える…)
まぁ要約すると…
10年前、聖王教会にいた司祭を色仕掛けでたぶらかして聖遺物を盗み出した
という事です(要約しすぎたかな?)
凄く真面目で人望もあって信頼されている司祭だからこそ聖遺物の管理を任されていたけどその司祭も人の子だったと
色仕掛けに堕ちるなんて凄く人間味のある人だ
でもこの司祭をたぶらかした女性…あぁ、そうですねドクター、あなたの差し金なんですね
というか10年前って意外と最近で驚いた
もっと前なのかと思ってたのに…10年前というとちょうどA'sの頃ですね、その頃から暗躍してたのかドゥーエさん…
『聖遺物のデータから生み出されたのが後のヴィヴィオです』
聖遺物は聖王の持ちもの故に当然聖王の遺伝子データが残されている、そのデータがあればクローンは生み出せるという訳です
でもこの聖遺物を所持していた聖王ってオリヴィエ?それとも別の聖王?
vividではクラウスとオリヴィエの回想(?)シーンもあるからオリヴィエだと思うけど…
『セイン「はい、ドクター質問」ドクター「どうぞ、セイン」』
このやり取り完全に先生と生徒のやり取りじゃん!?
スカリエッティもノリがよろしい人だ
『司祭を騙くらかして聖遺物を盗んだ女って何者?』
ドゥーエ「名前も設定されてない様なモブキャラだと思った?残念お姉ちゃんでしたー!」
二女にあたるドゥーエはチンクまでのナンバーズしか面識がなくセイン以降は会った事も話をした事もありません(名前くらいは知ってそうだけど)
ちなみにセイン以降のナンバーズは「ドゥーエ」という2番目の存在は知っていますが会った事はない為まったくの未知の存在
まぁ10年以上前から聖遺物盗むために聖王教会に入りこんだりその後管理局の最高評議会に取り入ったりしてまともに帰ってませんからね
そしてその直後に最高評議会の前に現れた秘書がまんま司祭をたぶらかした女性で吹いた、あんた今そこにいたのかよ!?
『緊急会議中の最高評議会』
レジアス中将との会話のシーンではその真の姿は晒されませんでしたが今回その姿が視聴者の目の前に!
って脳みそ×3だコレー!?
カプセルの中に浮かぶ脳みそ×3とか何だこれとツッコミ入れたくなりますよえぇ
最高評議会、それは管理局の最初期に存在していた人間が脳だけになって生き延びた姿だった
その目的は優れた統治者(脳みそズ)によって世界を統べる事
聞き様によっては独裁者とか征服者っぽく聞こえますけど一応到達点はレジアス中将と同じく「世界の平和」という部分なんですね
その為に自らの身体を捨てて脳だけになって生き続けてきたのですからその覚悟はパナイ
ただ生命操作技術であっても永遠に生き続ける訳ではなくそろそろ寿命が近付いてきているとの事
そりゃ旧暦の時代から今まで生き続けてこれたのが奇跡みたいなものだしなぁ…
これ定期的にメンテも必要ですし衛生面でも不安が残る
『最高評議会の前に現れる女性秘書』
こんな脳みそズを前にしても顔色一つ変えずにポットのメンテナンスを淡々とこなすこの女性
凄く出来た女性ではありますし何より最高評議会からの信頼もダンチの様です(信頼していない人にメンテなどをさせるはずありませんものね)
脳みその1人が秘書に対して気遣うセリフもありましたし根源はやっぱり人間ですね
ただ「望んでここにいる」と言いながら顔を上げたそこにはあの司祭をたぶらかした女性の姿が…
『管理局の三提督の1人、ミゼットおばあちゃんの昔話』
ここで初めてミゼット提督のセリフが…三提督もキャラ立ってるしもっとセリフ聞きたかったなぁというのは本音
そしてその昔話によると最高評議会は現役を引退してからも「最高評議会」を作り管理局や地上の平和を見守り続けていた、との事
これは実際には引退したフリをしてレジアス中将の様な「使えるコマ」に指示を出して管理局を動かしていたんでしょうね
ミゼット提督の発言からは評議会が脳みそズなのは知らないと思いますし
『私達は3グループに分かれて各部署に協力する事になる』
機動六課はガジェットのAMF戦においてかなりのアドバンテージを持つ部隊
他の地上部隊や航空隊だとそうはいかず苦戦を強いられるのは確実
その為六課は3部隊に分断
・地上で暴れている戦闘機人達を相手にして最終的に確保
・ゆりかごに乗り込んでゆりかごをぶっ壊す、そしてヴィヴィオの救出
・スカリエッティのアジトに乗り込んでスカリエッティ(と戦闘機人)の逮捕
各戦力が分断されるのは痛い所ですが仕方がありませんね
危険が高まる分効率よく行動出来るというメリットもありますし
『…別グループになっちゃったね』
フェイトとはグループが違ったエリオとキャロ
きっとフェイトはエリオと別のグループで不満だったに違いない、直談判したけど却下された事でしょう
エリオとキャロは単独でスカリエッティのアジトに乗り込むフェイトが心配でならない様子
そりゃこのまま行ったら確実にエロ同人的な展開が待ち受けているのは当然ですしね、不安にもなる
本当なら行かないでほしいと思っていてもそれを言葉に出来ないのはつらい所です、所詮は一個人の意見なんて…
普通の子供なら母親に対して行かないでと言うのにエリオもキャロも空気読める子だからそれが逆に仇になったか…
『ゼスト・グランガイツ』
シグナムがその素性を知っているという事はここに至るまでの間に調べたのでしょうね、前のヴィータ戦では航空魔導師が写真撮ってたくらいですし身元割れるの早かったのでしょう
その正体は8年前に死亡したはずの管理局の魔導師
ストライカークラスの実力を持った騎士というのはヴィータを圧倒した腕前からも納得がいきますね
そして何よりレジアス中将の親友というのがまた驚きです
レジアス中将の事をかなり気にしていたのは実は親友だったからなんですね
ただ、「何故レジアス中将にこだわるのか」というのがまだ描写されていません
人造魔導師になったのも評議会の決定みたいですけどそこに至るまでの描写は次回以降判明するでしょうし今は分かった事だけでも頭に入れておこう
『今週のCM担当はアインハルト&アスティオン』
マテ子→フロ姉妹→ユーリ→リリィと来て今度は覇王アインハルトにバトンが渡りました
順調に次世代に繋がっていきますね
あと6話ありますから単純計算ではあと6人にバトンが行くはずですが…
このCMでまだ出ていないのはトーマとコロナとリオとミウラくらいでしょうか?(ヴィヴィオは既に出ています)
1話につき1人出すとしても(コロナとリオはセットの匂いがしますが)まだ2人程枠が余ってる…
今度こそ来るかエリオ!?
『出撃前に回想しようか?』
なのは隊長とヴィータ副隊長から新人達に激を込める意味でのちょっとしたお話
しかしなのはさん…いくら今までの訓練を思い出させる為とはいえつらかった日々を口頭で一つ一つ説明しながらってのはえげつないでしょ…
新人4人がドン引きしてるし…そんで「私が言うのもなんだったけどきつかったよね?」とか…
まぁなのはさんが言いたいのは「ここまでの厳しい訓練に4人共耐えてここまでついて来れたからマジ凄いよだから出来るよ」って事
『隊長陣出動!』
そう言ったはいいもののはやて、ヴィータ、なのはさん、フェイトの4人がハッチから飛び出したのって…これ生身…
飛び降りてからのジャケット展開はかっこいいけど傍から見ると集団自殺にしか見えない…
カリムが隊長陣5人の安否を気遣う場面でもまだ限定解除されずに落下中…アースラが相当高所を飛行していたんでしょうけど怖すぎ
自分だった飛び降りる事すら出来ない(高い所ダメ)
『飛行中のイチャイチャ発言』
なのはさんもフェイトもこれから戦闘が始まるであろう時に何話しこんでるんですか…しかも内容がかなりピンク色入ってるし
はやてもヴィータも気まずそうにしてる…
『この手の魔法は大切なものを守れる力…思いを貫き通す為に必要な力』
何だかなのはさんのモノローグは色々なフラグを立てている様で気が気ではありません
リリカルなのはという作品上メインキャラが死亡とはならないでしょうけどね
でも普通だったらこういうシリアスシーンとかは死亡フラグ立ちやすい場所なんですよなのはさん?
『ドゥーエさんご乱心』
よく出来た秘書さんが突如として反旗を翻します
手にした爪はよく斬れる、その爪が主であるはずだった脳みそズを斬り裂いた
これは脳みそズにとっては訳の分からない展開でしょう、実際は秘書さん=ドゥーエはこの時を待っていただけなんですけどね
管理局の事実上の頂点に位置する脳みそズを亡き者にするのがドゥーエの仕事(一応状況とかを監視したり報告したりもあったでしょうけど)
これでようやく長かった秘書生活も終わりなのですね、ドゥーエさんマジ苦労人
この後地上本部に潜入しなければならないのに…ナンバーズで一番働いてるのってもしかしてウーノよりドゥーエじゃね?
『3時間』
この数字は極めて微妙であり絶妙の数字
本局の主力艦隊がゆりかご撃破のポイントに到達するまで「3時間と少し」
ゆりかごが軌道上のポイント(狙い撃ちポイント)に到達するまで「約3時間」
クロノ達主力艦隊はゆりかごより先にそのポイントに到達しなければならないのに現状ではタッチの差でゆりかごの方が速い
これはかなり大きなハンデとなりますね
今の所頼れるのは地上本部の魔導師達だけ…頑張れみんな!
と、いう事で20話が終了、StSも残す所あと6話となりました
今回で六課も出撃し本格的な戦闘が始まった所で20話が終了
面白くなってきました、個人的にスカリエッティ側の話が聞けてとても満足です
味方(管理局)側ではなく敵側の内情が見えるのは好きなのでもっと深く掘り下げてほしかったですがそれでも十分でしたね
でもようやくドゥーエさんご登場だというのにもう20話ですよ…後半もとっくに過ぎてようやく出番だったのにそこまでセリフ量多くはなかったのが泣ける…
まぁ次がありますよね次が
ここからは戦闘がメインの展開なので毎週ワクワクしながら視聴をいきましょうか
次回も楽しみですね