第17話 その日、機動六課(後編)
『ヴィータvsゼスト』
最初からクライマックスだぜ!
互いにユニゾン状態のヴィータとゼスト、しかしその融合率は同じではない様子
ヴィータがリインとのユニゾン率100%に対しゼストは中途半端なユニゾン率
本来ならこの差は決定的とも言える程の差のはずなのに戦いは押しつ押されつ…
これはゼストの元々のスペックの高さ故でしょうね、正直アギトとのユニゾンはゼストの力のほんの少しの上乗せ程度にしかなっていないという…
『融合解除→フルドライブは死亡フラグ』
ゼストの発言を考えるとフルドライブで一発ぶっぱすればユニゾン中のヴィータを粉砕出来るみたいですね
ただそれやるとゼスト自身の命を縮めてしまうまさに諸刃の剣、勿論アギトは大反対
でも今回はアギトが無茶をしたせいで辛勝(もしくは痛み分け)という結果に…
リインと比べてアギトのメンタルはそんなに強くないという事ですね
『フォワードストライカーズvsノーヴェ&ウェンディ』
一方こちらは未知の敵である戦闘機人でありつつも4人が上手く立ち回っています
基本スペックで言えば敵の方が強いけどこっちは戦略とチームワークでそれをカバーしているのですね
そしてティアナのキャロのコンビ技が炸裂(コンビ技と呼ぶ程でもないけど)
ティアナの幻術をキャロのブーストで強化したスーパー幻術
それは戦闘機人のセンサー系をも騙す幻でした
ここまで出来るのはティアナが最初から「戦闘機人」をよく知っていたからに他ならない
敵もこれには驚きを隠せない様です
ただいい事ばかりでもなく通常の幻影以上に魔力体力を消耗する
限られた時間の中で脱出するタイミングを掴むまでなんとか粘ろうとするティアナ
ここはさすがチームリーダーですね、経験を活かしています
現在のフォワードの任務は戦闘機人の撃退ではなくなのはさん達との合流ですから
まぁ撃退出来ればするに越した事はないのですが相手も強敵、そうやすやすとさせてもらえません
ならばここはある程度ダメージを与えてから逃げる方が良い
その為の隙はエリオが作ってくれました
『サンダァァァァァァァァァァレイジッ!!!!』
エリオ必殺の広範囲攻撃が炸裂
フェイト譲りの超必殺技、これはストラーダのサードフォルムから繰り出されるものですね、いつの間にか使いこなしていたかエリオ…
ウェンディが砲撃する前に繰り出したので周囲にいたガジェットが見事全滅
ウェンディにもある程度のダメージを与えました
しかしこれ相当威力高いのにまだ未完成(未熟故に)なんですよね…末恐ろしい子だ
エリオが作った隙を突いて撤退
しかもご丁寧に幻影もバラバラな方向へ逃げていきます、これではさすがに追いかける事は出来ません
ティアナ達の作戦勝ちですね
だけどノーヴェもウェンディもいいおっぱいと尻をしていますね、マジで
眼福です
『ギンガvsチンク』
前回破壊活動しか出番がなかったチンク姉
ここで目的の一つでもあるギンガと戦闘中、しかしノーヴェとウェンディに九円を求める程にギンガは手ごわかった
さすがはギンガと言いたい所ですが2人が合流してからはフルボッコ…力関係がかなりシーソーゲームだったみたいですねこれ
『なのはさん達と合流、だけど…』
無事なのはさんとフェイトと合流したフォワード陣
しかしロングアーチからの通信で機動六課が攻撃を受けている事が判明、更に魔の悪い事にギンガとも連絡が取れないという…
隊長達の判断は戦力分散
スターズがギンガの方へ、ライトニングが六課の方へ向かう事に
『そして機動六課』
前回絶望的状況だった機動六課、今回も普通に絶望的です
やっぱりザフィーラとシャマルだけでは戦闘機人+ガジェット沢山を抑える事は出来ませんでした
ここで初顔見せ(起動後は)となるオットーとディードの双子コンビ
オットーのISは広範囲に砲撃を撃ち込むレイストーム、これかなり汎用性高いです
特に本人は動く必要もなくドでかい砲撃をバンバン撃てるんじゃそりゃ強い
シャマルが必至に防いでいましたが健闘空しく突破されてしまい六課隊舎は火の海に…
シャマルが一時的にでも防いでいる間にザフィーラがオットーを攻撃しようとしましたがディードによる背後からの一撃でKO
このコンビ単純ですけど強いです
普通は前衛を担当するディードがオットーの防衛に回る事で効率よく殲滅が出来るのですから
やっぱりこの双子最後発組だけあってかなりスペック高いな
特にディードなんて普通に山脈が出来るくらいのおっぱいですよ?
『ッ!?シャマルとザフィーラの霊圧が…消えた?』
はやて「なん…やと?」
『OK撃てる…腕はまだ鈍っちゃいねぇ…』
六課の外をシャマルとザフィーラが守り中はヴァイスが守っていました(一応モブの局員がデバイス持ってましたけど戦力になってない様子)
昔取った杵柄というものでしょうか、近付いてくるガジェットを見事狙い撃っています
でもよく見ると手が震えているのが分かる
トラウマを抑え込んで必至に防戦していたのにトラウマ掘り返される事になるとは…
『フェイトvsトーレ&セッテ』
機動六課に戻る途中で襲撃を受けるフェイト達
相手は空戦を得意とする戦闘機人のトーレとセッテ
瞬時にエリオ達に先に行く様促すフェイトとそれに従って瞬時にフリードを進ませるエリオ
ここは特にエリオの判断が良いですね
エリオとキャロが残って戦っても足手まといにしかならないと瞬時に理解した上でフェイトの指示に従っています
本当なら残っていたいでしょうがフェイトが存分に戦う為にも別行動がベター
というか今のエリオよりも速く動ける2人の前じゃエリオは戦力にすらなりません
相手にすらならず最悪人質にされてフェイトが降伏、という最悪のシナリオになりかねませんし
『ここまでか…撤退するとしよう』
状況を常に把握しつつ戦っていたゼスト
戦況が悪くなりかけるとすぐに撤退を決めてユニゾン解除
さすが元隊長ですね、判断が素早く的確です
特にSランクのシグナムが近付いてきている以上このまま粘って戦ってもごり押しされるのは目に見えている訳ですし
ただアギトが納得いっていませんでした
一瞬の隙を突いて巨大な火の玉作ってぶん投げようとしています
まぁそんなもの見せられて黙っているはずありません
迎撃に出ようとしたらゼストがフルドライブで逆にヴィータを迎撃
しかしよく見たらゼストのフルドライブマジパナイなこれ
完全に動きだしたヴィータよりも後出しなのに瞬時にヴィータに追いついてる…
しかもアイゼンを破壊しながら力で押し返すとは…
やっぱりアギトとユニゾンしていない方が強いのかもしれない…
そしてアギト発狂
ここまでメンタル弱い子久しぶりに見た…アギトに対しては物理的よりも精神的な攻撃の方が効果あるな
『シグナム!リインが!アイゼンも!』
完全に押し負けた我らがヴィータ副隊長
さすがに今回は泣き顔です
相棒のアイゼンやリインがボロボロにされて悲しんでます、部下達の前では見せられませんね(●REC)
『スバル先行、なのはさんとティアナ遅れてます』
狭い通路をガンガン飛ばすマッハキャリバー
こういう場所ではスバルの方が素早く動けるのはやはりローラー型の利点
その点なのはさんが高速移動する手段は空を飛ぶしかないので若干遅れ気味、しかもティアナという重りまで背負っているのだから余計に…
『通路を抜けたスバルが見たものは…』
戦闘機人3人にボロボロにされたギンガの姿でした
ここはDVD版という事でえぐいシーンです
左腕は引き千切られボロボロにされて血だらけ…チンクが頭を持ち上げた時見える目が余計に怖い
『スバル、覚醒!』
それは怒りのスーパーモードに近いもの、戦闘機人モードを制御しきれず暴走しています
はいここでCMです
『今週のCM担当はフローリアン姉妹』
先週がマテ子達だったのである程度予測は出来ましたこの2人
しかしゲームやってないとどんなキャラか分からないよ…ノリがいいのは分かるけど
『スバル暴走、そしてフルボッコ』
暴走したスバルは誰にも止められない
スバルの持つISは「振動破砕」
その拳に触れたありとあらゆるものを文字通り粉砕する接触兵器、このISの前ではバリアなんて何の役にも立ちません
ノーヴェのバリアを突き破って盛大にふっ飛ばしました、この時ノーヴェは振動破砕の影響で右腕がオシャカに…
『姉ならば触れずに戦える→邪魔すんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
確かにチンクのISならば相手が近付く間もなく爆破して終わらせる事が出来ますね
でも今の暴走スバルはチンクにすら手に余る
殆ど防戦一方でスバルを瀕死にさせましたがチンク自身もあと一歩で死亡確定な状況
セインが間に合わなかったら確実に殺されていたでしょうチンク
この戦いが原因でチンクはフルメンテが必要となり最終決戦に間に合う事が出来ませんでした、南無
ここで倒れ込むスバルは腕からコード類が露出し初めて人間ではない事が明らかになりました
ただこれまでの展開からスバルの正体に気付いていた人もいたと思います
それでもこのシーンは中々に衝撃的でしたね
結局スバルはギンガを助ける事が出来ずに完全敗北
そして全然間に合ってなかったなのはさんとティアナもようやく到着、あんたらマジで何やってたんだよ
『ヴァイスのトラウマスイッチ→ON!』
ヴァイスの前に現れたルーテシア、ここでヴァイスの思い出したくない思い出がフラッシュバック!
ヴァイスが武装隊を辞めた原因が立てこもり事件においての一般市民誤射だったんですね
しかも後で分かる事ですがこの誤射した女の子が実の妹なのが…
そりゃヴァイスも銃持つの嫌になるわ、トラウマになるわ
そして目の前に敵として現れたルーテシアを撃つ事も出来ません
そんなヴァイスを容赦なくぶっ飛ばすルーテシア…うーん
『ルーテシア発見!エリオ出動!』
ようやく六課に帰還したエリオとキャロ、そこで連れて行かれるヴィヴィオを発見
その時エリオのトラウマスイッチ→ON!(お前もか)
ここでエリオの過去が明らかになりました
違法技術(プロジェクトF)で生み出されたクローンであった事が判明
しかし「劣化コピー」呼ばわりだの両親が早々に諦めてしまっただの幼年期のトラウマには十分すぎる…
人間不信になってもおかしくないよこれ、というかよくエリオ更生出来たな
やっぱりフェイトさんの愛があったからこそ?
だからこそエリオはヴィヴィオを助ける為に飛び出した
ガリューとの交戦は痛み分けの状態でほぼ引き分け
しかしその背後からディードがバッサリ…
これ自分の書いてるスクのディードに見せたら発狂しそうだ…
キャロもオットーによるバインドで海へと転落
今回は救われないな…皆
『悲しい事を言わないで下さい、ドクターはあなたやあの少年の生みの親の様なものなんですよ?』
トーレの言う通りスカリエッティがプロジェクトFの基礎を組んだからこそフェイトとエリオが生まれる結果に繋がった
確かにスカリエッティは親の様なものですね
でもフェイトにとっては納得し難い、というか断固拒否してます
現状の目的を達成したので2人は退散
だけど置き土産代わりにあなたは勝てないという言葉を残して消える
ここで確実に仕留めていないから負ける事になるのに…
あとトーレとセッテのおっぱいが素晴らしかったです、本当にありがとうございました
『 竜 騎 召 喚 』
エリオとフリードは敗北、機動六課は壊滅、ヴィヴィオは拉致
完全な絶望的敗北、しかもガジェット達による隊舎の攻撃予告までされてキャロがとうとうきれた
最強の竜を召喚し一気に残りのガジェットを焼き尽くす…ほんと一撃でみんな蒸発しちゃいました
完全制御出来ていればこれ程頼りになる存在なんですねヴォルテール(今回はキャロの怒りに同調して出てきたにすぎませんが)
『スカリエッティの管理局への宣戦布告』
違法技術者として逮捕され処罰された技術者達の意趣返し(超意訳)
まぁ言うなれば手に入れるもの(ヴィヴィオとスバルとギンガ)を手に入れて後は管理局に大して憂さ晴らししてたんですねスカリエッティ
そして管理局に対しての代替的なPR(笑)
確かにこれ以上ないくらい効果的なPRですよね、戦闘機人やガジェットの
さすが天才だ…
あとこの場面で映ったクアットロとディエチのおっぱいがまことに素晴らしいものでした、本当にありがとうございます
『まだや…機動六課は…私達はまだ終わってない』
いや、普通に終わってましたやん部隊長
これ以上ないくらい完膚なきまでに打ちのめされて完敗したでしょう?
負け惜しみにしか聞こえない…
と、17話が終了しました
2話続けての激しい戦闘でかなり満足しております、やっぱり強いですね戦闘機人達
こうした戦闘シーンならもっとやっていいのに…訓練とかはもっと短くしてね?その方が盛り上がる事間違い無しですよ
結果として見れば管理局の完全敗北で終わったこの戦い
立ち上がった機動六課がどうなるかは次回以降のお楽しみ
さーて、ナンバーズのシーンもう一度見るぞー