第18話 翼、ふたたび

MASSIVE WONDERS
 2クール目に入り18話目にしてようやくOPも変わりました
 前半OPではまったく出番のなかったナンバーズがメインで出張っております、個人的にこちらのOPの方が好きですね、スピード感あってナンバーズ出てて
 ただサビに入った部分のスバルvsノーヴェのバトルはStSにおいて描写されてないというOP詐欺状態に…
 一応16話、17話でちょっとだけ戦闘しましたけどあれはカウントするべきか微妙な所ですし…
 ちなみにスバルvsノーヴェが公式作品の中で実現したのは劇中から4年後のvividだという…しかも模擬戦です


『激闘から一夜明けて:地上本部サイド』
 激しい戦いから一夜明け、生き残った局員が瓦礫の撤去作業やらガジェットの回収・調査などを行っていました
 ちなみに地上本部に撃ち込まれた弾丸は早い話が痺れ薬なので死んではいない様です
 むしろ生死に関わる状態なのは機動六課側でしょう、隊舎も局員もボッコボコにされてしまいましたから
 そしてマスコミに対しての局側からのコメントは現状まだ出ていません
 これは中将が情報に関しての緘口令を出したのでしょうね、ぶっちゃけ中将の飼い犬が飼い主の手を噛んだ事件ですし


『中将マジギレ中』
 結論から言うとレジアス中将はスカリエッティと司法取引を行い地上本部の戦力増強を計っていました
 見返り…というかスカリエッティ側の要求は研究素体、実験素体を用意する事でしょうか?
 その中にメガーヌさんも含まれていたと思いますが…


 とりあえず今までは友好(?)な関係を築けていたレジアス中将とスカリエッティ
 しかし突然の反乱、しかも狙ったかの様に中将のいる地上本部が襲われました
 これには中将もテンパってます
 責任者という立場もあって状況説明を求められたりもするでしょうし大変ですね
 肝心のスカリエッティとは通信回線を変えられてしまい連絡すら取れない状況
 ってこれ迷惑メールが嫌でメアド変えるのと一緒じゃないか(爆)


 あと、いつも有能なオーリス補佐官は現在対策に駆けまわっているので不在
 代わりにレジアス中将の補佐官的なポジション(代理)にパッとしないひょろい男が…地味過ぎてどうでもいいくらいパッとしませんね
 中将が動きまわる事が出来ない分オーリスがめっちゃ頑張ってる、ほんと有能すぎる人だ


『はやて、オーリスとの面会を取り付けるの巻』
 このシーン待ち伏せしてたっぽい…忙しいのは分かってたから後ほど会う約束を取り付けたけど…
 現状ではやてはレジアス中将のしていた事を把握していた様子
 アコース査察官の調査で色々な事が分かったみたいですね、殆ど描写がないのにやっぱり凄いわヴェロッサ、登場当初チャラ男とか役立たずとか思ってごめんなさい


『激闘から一夜明けて:機動六課サイド』
 機動六課隊舎でも事件後の現場検証は行われています
 大破したガジェットを回収したり調査したりと大忙し、ここにいる調査班は六課以外の部隊から派遣された人達かな?
 大事件においても比較的軽傷及び無傷だったティアナ、シグナム、なのは、フェイトらは現場検証のお手伝い
 しかしティアナは病院に入院中の相棒の事が気になって仕方がない様で…


『重症だった隊員達も峠を越えたそうだ』
 とりあえず一安心ですね、機動六課では誰1人死者が出なかったのは不幸中の幸いと言えるでしょう
 ただギンガとヴィヴィオに関してはつらい現実でもあります


『一夜明けてもいつも通りのなのはさん
 どう見ても普段通りにしか見えないなのはさん
 負傷した隊員達の事やヴィヴィオの事を聞いた後は自分の仕事をひたすら続けています
 傍から見れば冷たい人に思えますが中ではずっとヴィヴィオの事が心配で心配でたまらない、そんな心境です
 もう完全にママですね、特に心は仮初ではなく本当の母親です
 普段無敵のエースオブエースとしか思われていないなのはさんの心の内が垣間見えるのはこの後すぐ!


『シグナム副隊長が持ち場を代わってくれまして…』
 このシーンでシグナムが進んで仕事をする所よりもなのはさんの「あ、なに?」という感情こもってないというかドライな返答がすげぇ怖い…
 ティアナとの念話での受け答えもいつもより淡々としているしやっぱり精神的に参っちゃってそう…


『焼け焦げて打ち捨てられたウサギのぬいぐるみ』
 このボロボロのぬいぐるみは新たななのはのトラウマになりました
 この悲壮感がマジパナイッス、でも意外と原型残ってて驚いた
 あんなに激しく隊舎が燃えていたのによく消し炭にならなかったな…


『シャーリーボロ泣き』
 六課を預かっていた身、というのは部隊長補佐のグリフィスと共にシャーリーが六課を預かっていた様ですね
 でもその結果は散々たるものでした、そりゃ泣きますよ
 特にヴィヴィオが攫われた事実が痛い、この後なのはさんが鬼の形相で面会に来たりしたら…
 責任者としてシャーリーがその短い命を散らすはめに…
 「なのはさんになんて謝っていいか…」というのは言い換えれば「なのはさんに殺されちゃう!?」ですからね


『無理すんな、酷い怪我だったんだぞ』
 比較的軽傷だったヴィータシャマルとザフィーラのお見舞いにやってきました
 でもシャマルの隣でグロッキー状態なザフィーラがギャグすぎる…
 なんでこんな時でも守護獣形態のままなんだよ!人型になれよ!何で全身包帯グルグル巻きなんだよ!
 ツッコミが追いつかない…ザフィーラのインパクトは凄まじかったし…


『リインとユニゾンしてなかったら死んでたかもしんねぇ…』
 これさりげなくとんでもない事実ですよね
 A'sの頃はその圧倒的パワーキャラを存分に見せまくったあのヴィータが殺されてたかもしれないと発言するのは
 聞いているのは旧知の間柄であるシャマルだけですからここは本音なのでしょう
 だからこそゼストのスペックが恐ろしい
 まぁこの戦いでのヴィータはリミッターがかかっていた状態だからフルドライブ状態だとどうなっていたか分かりませんけどね
 ちなみに機動六課側で一番の重傷者はザフィーラとヴァイスでした
 特にヴァイスは集中治療室送りで今も目を覚まさないとかルーテシアどんだけキツイ攻撃したんだよ…


『ティアナの空気読んだお見舞い』
 ティアナが来るまで病室がずっと重苦しい雰囲気に包まれていました
 この時既にエリキャロにはスバルの事とか色々聞いていたので余計に
 そんな空気をティアナが来た事で救ってくれました、ティアナマジ天使


 スバルの重傷具合は言わずもがな、エリオは右腕骨折(?)していてキャロはほぼ無傷
 まぁキャロは攻撃を受けて墜落した訳じゃないですからね


『そして空気が読める子、エリオとキャロ』
 僅か10歳で空気を読めるとは…末恐ろしい
 というかこの年で自分達より年上のお姉さんを気遣って席を空けるとか普通しないぞ?


『珍しく相棒をフォローするティアナデレモード』
 肉体的以上に精神的に参っているスバルを必死に励ますティアナ、完全にデレ入ってますねこれ
 他のメンバーよりもスバルとの付き合いが長いからこそ言える言葉、まるで夫婦の域!
 これはエリオもキャロも空気を読まざるを得ない


『ナカジマ三佐の戦闘機人講座』
 隊長陣が集まり六課の局員達も通信でそのお話を聞き入ってます
 「戦闘機人」という技術そのものはかなり昔から存在していました(完璧と呼べる代物は存在してなかったけど…)
 ゲンヤさんの回想シーン(想像シーン?)に登場する戦闘機人(仮)がロボで吹いた
 レヴィとか見たら目をキラキラさせて喜ぶに違いない


 そんな中スバルとギンガの母親でありゲンヤさんの奥さんであるクイントさん
 当時捜査官だったクイントさんが戦闘機人事件を追っていて帰らぬ人に…
 その任務事態特秘なので死因など一切不明のまま遺体だけがゲンヤさん達の下に戻ってくるってこれ身内からしたらつらいなんてもんじゃないでしょう…
 しかも死因も何の事件を担当していたかも不明とは…
 いくら特秘任務に参加していたからって殉職後は身内にすら打ち明けないものなのでしょうか?
 愛する奥さんを失ったゲンヤさんが選択したのはクイントさんとの約束
 残された忘れ形見であるスバルとギンガを育てる事
 その甲斐あってかスバルもギンガもゲンヤさんの言う「普通に」育ちました
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 普通?(超食べまくるスバルとギンガを見ながら)


『今日のCM担当は盟主ちゃん』
 前々回がマテ子3人組、前回がフロ姉妹、そして今回がユーリとエルトリア3連続できましたね
 しかしなのポGODを未プレイの人にとっては誰なのか分からないのではないでしょうか?(マテ子達はBOAの時のキャラなので知ってる人いそうですが…)
 公式作品の中でユーリがちゃんと出たのって今の所マテリアル娘だけですよね?
 うーん…これはかなり難しいぞ?
 でもユーリの「リリカルマジカル」が聞けて和んだので良かったです
 いいですよね、ふわふわぽわぽわ天然ちゃん


『CM明けのアイキャッチから視聴者を泣かせにきてやがる…』
 小さい頃のスバルとギンガ、そして優しそうに「お母さん」をするクイントさん
 3人の思い出が一枚の写真に収められて…その背後で鳴り響く悲しげなBGM
 うぅぅ…


『中将の緊急査問』
 とうとう中将にもこの時が…さすがにここまでの事が起きて中将がノータッチのままという訳にはいきませんからねぇ
 しかし緊急事態継続中である事を盾に査問を引き延ばしました
 かなり苦しいですけど言い訳としてはまぁ筋が通っていますね、昨日の今日ですし
 中将自身はスカリエッティを手の平で操っていたつもりでしたが実際は逆だったというなんとも道化キャラに相応しい展開


『中将のトラウマスイッチオーン!(こいつもか!)』
 ヴィータゼストが交戦していたのを航空魔導師が撮影していました
 しかしそこに映っていたゼストを見た瞬間中将が突然発作を起こす
 この反応から見るに中将はゼストの死を相当悔み続けていた様ですね
 元々親友の間柄でしたが予期せぬ事態でその親友(+部下)を失った心の傷は今も中将の心を痛めているのでしょう
 ただ中将の苦しみ方が尋常じゃなさすぎる…このまま心臓発作と言われても信じてしまいそうな苦しみ方…さすが中の人は演技が上手い


大丈夫だ、問題ない
 いえいえ問題大アリだよ旦那、血ぃドバドバ吐いて言う「大丈夫」程信用ならない発言はありませんよこれ
 あれだけの強さを見せつけておきながらゼストの身体は着々と終焉に向かっている
 これはレリックウェポンとして蘇った反動なのか、それとも最初から期限付きの命だったのか
 こりゃアギトが世話好きになるのも分かるわ


『激闘から一夜明けて:ナンバーズサイド』
 回収されたギンガは腕を繋がれた上でポッドの中で眠っています
 このポッドの中は全裸というのは実に素晴らしいです、出来ればもっとアップで映してほしい、え?違う?


 戦闘機人モードが半ば暴走していたスバルの攻撃をしこたま受けたチンクは基礎フレーム丸ごと交換という大手術をする羽目に
 スバルのISは「振動破砕」、読んで字の如く相手が生身であろうと機械であろうと食らえば一撃で粉砕する「必殺技」
 チンクはひたすら防御していましたけどそれでも基礎フレーム交換になったんですね
 改めてスバルのISはチートすぎる…、それをノーヴェとウェンディ戦で使えば勝てたのに…
 という事はこの時点では戦闘機人モードは使いこなせていない?


 あとクアットロが色々説明する時スケート選手よろしくクルクル回ってたけどなんだあれ?本人の趣味か?


『ディエチ「クアットロ、ドクターが呼んでる」 クアットロ「はーい♪(走り出す)」』
 って走るのかよ!?つい数秒前にクルクル回りながら滑ってたのなんだよ!?同じ方法で進むんじゃないのか!?


『「コレ」ルーお嬢様のお母さんなんでしたっけ?』
 ポッドに入ったまま目覚めないメガーヌさんをコレ呼ばわりとは…環境が環境だから凄いな
 ルーテシアの返事は「らしいよ?」とあまりに他人事
 実はルーテシアは母親の記憶を持ってなかったりする
 これはどういう理由からなんでしょうね?


 ・ルーテシアがスカリエッティの実験素体にされた年齢がまだ幼すぎたからメガーヌさんの事を覚えていない
 ・スカリエッティの実験素体にされた結果、メガーヌさんの記憶が抜け落ちてしまった
 ・スカリエッティが故意にメガーヌさんの記憶を削除した


 これのどれかだと思うけど…実際はどれもありえそうで…
 というかウェンディ基本空気読めない子ですね、ルーテシアに「心」がなかったから良かったようなものの…
 フォローを求めて双子へ視線を向けるけど双子はスルーしちゃうし…


『この人が目を覚まして母親になってくれれば私に「心」が生まれるんだって…』
 そうして生まれた心がやがてvividにてとんでもない方向に進化していくのです
 パパンの話だとあの性格は生まれつきだったらしいです
 え…マジで?


『しかしいいのかい?はやてやクロノ君の頼みだからなんとか許可は取ったが…』
 時空管理局本局のスペースドックにて整備中だったのはかつてリンディさんが艦長をつとめていた戦艦・アースラ
 10年前は現役でも今となっては老朽艦扱い、それでもはやてはアースラを選択しました
 移動出来る拠点を求めたはやてが辿り着いた答えがアースラでしたけど大丈夫かな?
 まぁ最新のガンダムでも3世代目に入りましたが1世代目で最新鋭だった戦艦が老朽艦扱いでしたけどバリバリ現役で動いてましたし大丈夫でしょう


ヴィヴィオの事…考えてた?』
 1人夜空の下でヴィヴィオの事を考えていたなのはさん
 フェイトが現れた事で今まで溜めに溜めていた本音が打ち明けられました
 やはりなのはさんも1人の人間、精神的に相当参っていたみたいです
 本当は今すぐにでも助けに行きたいけど自分の立場上それは出来ない(分隊長が私情で適地に単独で飛び込む事は出来ません)
 助けに行きたいけど行けないジレンマを抱えてずっとつらかったんですね、フェイトに縋りつくくらいに
 そして改めてフェイトと共にヴィヴィオを助け出す事を誓うなのはさん、せめてギンガの事は少しだけでも思い出してあげて下さい…


 ここでの涙を明日の力に変えて、飛べ!ガンダム!(違


ヴィヴィオ改造計画』
 これ幼女にとってはガチでトラウマになる光景すぎる…
 これから何をされるのか理解した上で自分が出来る事は泣き叫ぶ事しか出来ないなんて…
 この光景をなのはさんが見たら…なの神様、黙っていませんね!



やっと18話の感想書けた…
激闘の翌日談、完全敗北した後の機動六課が色々と描写されていて面白く見ていられました
ただ個人的にはスバルの事をエリオとキャロに打ち明ける場面はちゃんと描写してほしかったです
スバルの内情、エリオとキャロの心情、いろいろなやり取りを見れたはずですから
さて、スバルとギンガの事、クイントさんの事、あとメガーヌさんの事もちょっと
少しずつ明らかになっていった事もあり物語は後半戦へ
最終決戦に向けたインターバルはもう少しだけ続きますが敗北後の再挑戦は注目すべき所ですね
エリオの出番ももっと増えますしね!増えますよね!?