第05話 ガレット剣風録！
何と言うか…ビオレさん推し回かと思いきやイスカ推し回に見えてビスコッティ＆ガレットのW姫様推し回というとんでもないオチが持っていった感じがする5話でした
『海の恵み豊かな土地、ガレット獅子団領！（ナレーション：ヴェール）』
冒頭で見せてくれたのはガレットの城下町、というか街並みとか色々
実はアニメの中でこういう「城の周囲」を見せてくれたのって今までなかったんですよね
街中を歩くシーンは多くあっても外から見てそこからそれぞれの場所にスポットを当てていくのは1期でもやらなかったので
この場面で色々と分かる事もあり非常にありがたい
特にガレットは湖と海に囲まれた街なので船やボートがいくつも映ってます
（猫の街だから魚料理も沢山ありそうな街ですよね）
あとガレット城がやたらと立地条件悪そうな場所に建てられてて怖い
あんな崖の上に建ってるとか台風や嵐が来たらと思うと不安すぎて…
更にビスコッティは周囲が緑に囲まれた自然豊かな街というイメージがありますがガレットは海があってそこに街がある近代的なイメージ？
どことなくヨーロッパとかそっち系の雰囲気があります
『あーこう会議が続くとさすがに気疲れするのぉ〜』
閣下とガウル、朝のお仕事ご苦労様です
さすがに領主とその弟君ともなると仕事が大変そうですね
しかしこの姉弟、完全に脳筋すぎる…
剣でも振って一暴れってそれ国を背負って立つ者の発言じゃないって（汗）
こういう所も含めて閣下と殿下は国民に愛されているんでしょう
もしかしたらガレットの国民の殆どは脳筋？
『ガレット内陸の街 アヤセ』
ここで初めてビスコッティ、ガレット、パスティヤージュ以外の街の名前が出てきました
（一応コミックとかドラマCDでは他国も登場してますけどね）
そこからの旅行者からの噂がどうやら街中に広まっている様子…というか噂広まるの早いな
追い剥ぎって最近聞かなくなった単語で少々驚き
何やら冒頭からキナ臭い流れになってきましたが？
『この姉弟、追い剥ぎ討伐に超ノリノリである』
ここはビオレさんも止めましたけどごもっともな話ですね
国のトップ（2トップ）が率先して乗り出すとか普通はしません（使者送ればいいわけですしね）
やっぱり憂さ晴らし半分追い剥ぎ退治半分なんでしょうか
閣下がグランヴェール片手に輝力全開で乗り込んでくればアヤセの街は大混乱必須です
っていうか閣下夜に姫様達と夕食会なのかよ！？
迷うあたり本当に鬱憤溜まってるんですね
そしてガウルはガウルでナナミ、ヴェール、ジョーヌの3人だけで向かわせる事に心配しています
「こいつらで本当に追い剥ぎ退治出来るのかよ？」
か
「こいつら（女3人）だけで行かせたらさすがに危険だな」
という判断かどっちなのでしょう？
個人的には後者を推したい所ですが
『なら私が引率で行ってきますよ♪』
前半は殆どビオレさん回だった気がする
何この面倒見のいいお姉さんキャラ…
1期じゃ出番もセリフも少なくて地味だったのに2期でいい感じに変わりすぎでしょ
しかもさっきまで不安がってたガウルがビオレさん追加しただけで速攻安心するとなるのは相当ですよ？
『そろそろミルヒ達は到着する頃かの？』
到着したんですけどね…バナード＆ルージュさんコンビと合わせて2カットで出番終了ですよ…
ルージュさんどうやら中の人が引退した様で…残念無念でなりません
『討伐隊アヤセご到着』
ってこれ江戸時代じゃねぇーか！？
東方出身者達が作り上げた街でその面影が今も生きてるとか分かるけどまんますぎる…
というかここ映画村か？
さりげなく仮面ライダーフォーゼとかが映り込んだりするのか？（毎年1度は必ず映画村での撮影があるので）
街の騎士団（警備隊的な意味の）人達はまんまな格好で十手持ってるし…
『これならどう見ても地元の人ですぅ〜♪』
おい耳と尻尾、特にヴェール
ジョーヌはまだごまかし切れるけどウサギの耳と尻尾でさすがに地元民とは思えない…
ちょっと恥ずかしそうにしてるビオレさんが可愛い
なんですかこの愛らしさは！けしからん！
というかジョーヌはビオレさんの事「ねーやん」って呼んでたのか…
『何とかうちらで見つけたいなぁ！』
ちょっと思いましたけどこの3人って事の重大さとか危険性を度外視してませんかね？
そりゃ勇者とガウル親衛隊の2人だから実力は申し分ないけどちょっとそこら辺の意識が薄すぎる様に思えるんです
やっぱりまだ子供故か意地になっている所もあるんでしょうか
『ナナミの「私にいい考えがある」』
こういう風に確証は無いのに危険な作戦思い付いて実行しちゃうあたり子供特有のものですね
そしてここで刀を持った男性客の存在に気付き警戒するナナミ
っていうか刀持ってるだけで警戒し過ぎでしょう
さて、ここで何やら意味深なアップで映った男性客はいったい誰なんだー？（棒読み）
『ダメです！』
はい、ナナミの作戦速攻却下されました
ナナミの策とはそのまんまの囮捜査ですね、ナナミ自身が囮になって犯人を誘い出すつもり満々です
そりゃビオレさん怒るよ、却下するよ
ガレットの勇者とは言え賓客扱いですからね、「万が一」の事態に陥ったら引率のビオレさん切腹ものだよ
こういう時「大人」と「子供」の意見の違いがはっきり出て面白い
子供って確証も無いのに大丈夫とかいけるいけるとか言いますし
大人はそれらの危険性をしっかり理解しているからこそ危険回避が出来るし
まぁDOG DAYSに命の危険とか超シリアスとかは似合わないし2期はそういうのが無いというのが最初から分かっているんですが
こういう時ガレットの騎士団の中から大人の女性1人か2人くらい連れてくるべきでしたね
むしろ囮捜査ならアヤセの騎士団（女性）に頼めばいい
ここで子供が率先してやる事自体間違っている訳でもっと必至に止めようよビオレさん
『皆が怖い思いしてるし子供も外で遊べないってそんなの嫌だよ！』
だったら普通に大人に頼りなさい、何で自分達だけで解決しようとする
ふと思ったけどアヤセの騎士団は何で仕事しないんでしょう？
適当な夜間の見回りくらいしかしていないのかな？
だとしたらそれこそ大人連中で囮捜査すべきなのに…
『私なら大丈夫！エクスマキナがあるし！』
何をどうして「大丈夫」なんでしょうかナナミさん？
神剣があるから？勇者だから？強いから？ヴェールとジョーヌがこっそりついてきてくれるから？
ここまで自身に満ち溢れているのは何故でしょう…
もしナナミやジェノワーズ以上の手だれが犯人だったらどうする気だったんでしょうね
ぶっちゃけた話ナナミやジェノワーズは確かに強いですけど他国にも千騎長万騎長はいるのでナナミ以上の手だれはいくらでもいるはずですし
これで完膚無きまでに打ちのめされて心がへし折れる展開になったら目も当てられない…
あとナナミに抱きつかれてキスされまくってる時のビオレさんの嫌そうな顔が妙にくるものがある（笑）
『夜の街に佇む謎の男』
いったい誰なんだマジで
『囮捜査開始』
猫耳と尻尾まで付けて変装バッチリなナナミさん
もしかしてこの変装したかったから囮捜査しようなんて言い出したのか？
『ちょっとお嬢さん』
この人も紛らわしい声のかけ方をする…
犯人として疑われても仕方がないぞこれ
本人としてはただの親切心で声をかけたのに犯人呼ばわりされるとかとことんついてない
まぁ現代の地球じゃ道ですれ違った時に挨拶しただけで通報される世の中だけどね
『アヤセを騒がす連続強盗傷害犯！私の変装にまんまと騙されたのが運の尽き！』
やっぱナナミ達ごっこ遊びしたくて囮捜査やってる…というか緊張感なさすぎる
これこの男性がマジもんの犯人だったら瞬殺されてたのに…勘違いで良かったよ
『ごめんね、この遊びはまた今度』
はっきり「遊び」言われてるし大人から見たら子供の遊びにしか見えないのは当然ですね
本人達は大真面目ですけど
『案の定、本物が出てきたか…俺1人で片付けきれるかな』
逃げる男、獣玉にされてる見回りの兵2人、何やら意味深な言葉
この時点でこの男が犯人ではない事がほぼ確定みたいなものですが…
『手分けしよう！ウチはこっち！』
どうしてこの女衆はこうもフラグを立てたがるんだ！？
案の定しっかりと襲われて全裸にされてるし…
『あかん！こっちやない！』
手分けして捜索中に行き止まりにぶち当たる
そして背後から声をかけられる展開はまさに推理小説やホラー系でよくある展開
でも背後から声をかけてきた少女、良く見ると可愛い外見してますね
手にした刃物が恐ろしいけど
『今週のCM明けアイキャッチ』
今週もおっぱいキャラで来たか…というかパーシィおっぱい強調しすぎだ！
この1枚にビスコッティ、ガレット、パスティヤージュからそれぞれ1人ずつ登場してて実に面白い
クー姫も後ろでずっこけて愛らしい、これゴール前で転んだ場面だよね
まさか5話目のアイキャッチがパーシィとは思わなかった…
『分かったかい？犯人はこいつらだ』
とナナミに襲いかかった魔物を一刀両断
この時のって居合い斬りですよね？
何だかこれを見ていたら黒豹の神風みたいに思えました、あれも高速の居合い斬りだし
昨日の文芸部でネタにされてたけどイスカと黒豹のコンビは面白いかもしれない
『人に化ける小型の魔物』
シレッと魔物が出てきましたけど今回の魔物は1期の子狐の様な感じではなく比較的害は少ない方の魔物ですね
妖刀は関係なさそうですし「魔物」と言っても線引きが難しくなりそう…
全てを魔物とカテゴリー分けするのか、それとも魔物によって危険度が違うかとか
『ジョーとベル、2人の事だからまさかやられたりとかは… → してた』
なんという約束された安心のオチ
これ完全に事後ですよ、本当にありがとうございました
無関係の人を犯人と誤認するだけではなく真犯人に襲われて自分達が追い剥ぎされるなんてガウルに顔向け出来なさすぎる…
というかガウルがビオレさん以外に対して不安がってたのがこれか…
「強いけど馬鹿」がエクレも言ってたけど重要な所で失敗するんですね
『私達勇者と親衛隊のチームなんです！』
出会い頭にナナミが謝ってましたけど軽いなぁ謝罪
イスカ本人は犯人呼ばわりされた上に攻撃までされたのに
イスカも「お城の人？」と驚いた様子だったけどこれは「まさかあんな遊びしてるのがお城の人だったとは」的な驚きなのですかね
『近衛隊長も役人さん達を指揮して警備態勢を敷いてくれています』
いやいや、出来るなら最初からやりなさいよ役人さん達
正体が魔物だったのは知らなかっただろうけどそれくらい出来でしょうに
うーん…どうにもアヤセの騎士団が無能にしか思えない
ビオレさん達の活躍を引き立てる為にあえて無能に描写してるだけかもしれませんけど
『魔物 追い剥ぎ兎』
まんまですね…しかも群れのボスが欲しがるものを手下が集めるとか…
ってか女性物の衣類を欲しがるとかとんだ変態兎だ！
『今ビオレ姉さまが追いかけてくれてます！』
便利だなヴェールの耳、誰が何をしているのか遠くから分かるなんて
そしてここで疾走するビオレさんが勇ましくて凄くかっこいい
『獅子王侍！犬姫侍！』
結局乗り込んで来ちゃった領主ズ、しかもノリノリで
大量のライト、スモーク、紙吹雪、和太鼓の合いの手、撮影係（リコ）とか準備万端すぎてあんたら今まで何やってたんだ？
とツッコミたくなる下準備の良さ
けど姫様も閣下も名乗りの前口上がどうにも語呂が悪くてしょんぼりする
閣下のツインテールが公式で見られるなんて思ってなかったから最高だったけど
『駆け巡れ！トーンのリング！（違） 天に輝け！五つ星！（違）』
この2人絶対昼間の時代劇ドラマ見まくってる、登場の仕方といい演出といいどれだけ影響されまくってんだ（笑）
『エクスグランディオーン！フィナーレ！！！』
プリキュアだ…スイートプリキュアがおる！
そりゃ片方はバリバリのスイートプリキュアですけどね？フィナーレとか反則ですよえぇ
『あのお2人はほんとにもう〜』
この顔…発情してる顔だ！？
『「あっちは終わったか」「みたいだね」』
と裏方にすら入れてもらえなかった我らが男性陣
人知れず魔物を退治してるなんて哀れすぎる…5話におけるシンクの出番の少なさは本人も言ってましたけど異常、ほんとに主人公か？
『まったく、騒ぎになっているかと思えばまた兄者の仕業か』
そして唐突にネタばらし
よもや謎の男の正体がダルキアン卿の実兄だったとは…
普通に強かったし納得がいくんだけど150年以上生きてるダルキアン卿の兄って事はイスカも同様？
見た目は普通だからやっぱり不老なのか…
ダルキアン卿（妹）を「ヒナ」と呼んでましたけどもしかして本名？
ブリオッシュ・ダルキアンって封魔の剣聖に与えられた名称だったとか…
普段は年上として良い姉・母親的オーラを出すダルキアン卿が兄の前ではてんやわんやとは珍しい光景だ
『イスカ・マキシマ』
ダルキアン卿の兄であり同じく封魔の剣を使う剣士
そして本職は刀鍛冶と色々属性がぶちこめられてますねイスカ
イスカの作り出す刀は国宝クラスとか…そんなに凄いのか
一瞬ロン・ベルクを思い出した、けどそれだと最後が悲惨だから忘れよう
『今回は今一勇者らしい活躍が出来てなかった気もするけど』
はい、ここで打ち明けられましたナナミの本音
今回の無茶やらかした理由が「勇者として活躍したい」というものでした
そりゃ召喚された勇者だから役に立ちたいとか思うのは仕方がないけどさ…
だからと言って危険な行動が許されるものでもないです
今回は（まぁこの作品的にずっとかもしれないけど）めでたしめでたしで終わってるけどナナミはもっと考える必要が大ありなので今後改善されるといいのですが
シンクだって召喚された勇者だけど勇者らしい活躍してないんだし（笑）
『忘れられていたパスティヤージュ組』
ごめん、本気で忘れてた（汗）
『EDにイスカ追加』
ちゃんとイスカの顔が見える様になってますね
これはパスティヤージュ側の2人も顔見せがされるのが確定されたという事で
『To be NEXT』
2人揃って姫様侍
うん、獅子王侍と犬姫侍よりこっちの方がいい感じ
そして出番の少なさに落ち込む主人公と隣で慰める親友（男の友情）
ヒナと呼ばれて照れるダルキアン卿に背景で着物姿のまま走るビオレさん
次回予告もしっかりネタに走ってて素晴らしい
でも…「英雄王伝説」…だと？
英雄王「アーーーーラララララララララァーイ！！！！」
今回の5話を一通り見て感じた事はナナミの子供っぽさが強調されてるなーと…
最初から否定的な意見になっちゃいますけど子供故の考え方が目立ちますね
行動理念が「勇者として活躍したい」でとにかく自分の意見を押し通す為に無理をする
後先考えずに突っ走って取り返しのつかない事になったら大変ですよ
ナナミは勇者になる前にもっとしっかり考える癖をつけましょう
それが大人になるという事です
後先考えないやり方をして酷い目に会うのはうちのアツェレイだけで十分なのですから（笑）
そして分かった事は幼馴染3人組の中ではベッキーが一番大人な考え方を持っている
これとても面白い事です
普段2人のアグレッシブさに着いていけない冷静なツッコミを入れられる女の子が一番大人っていうのが特に
シンクは1期での魔物騒動で一回り大きく成長していますからそこはナナミ以上の大きい存在です
ナナミにも精神的な成長を促すイベントがあればいいのですが…
2期は魔物関係の大騒動が無いから期待薄ですね…
