【Vivid Strike!】#07 高町ヴィヴィオ

ヴィヴィストもようやく折り返してきました
ウインターカップの決着ももうすぐという事で作画も話も気合が入っています(一部作画に不安なシーンもありましたが…)


■試合に勝って勝負に負けた
 試合後予想以上のダメージにフラつくリンネ
 ミウラの抜剣を受けてなんとか耐えたもののそのダメージはかなりのものでした
 まぁリンネのは平たく言えば単なるやせ我慢から即死系の攻撃を当てるというものですし
 抜剣の集束された魔力エネルギーの塊の直撃を受けて立っていられたのは奇跡と呼べるレベル
 はっきり言ってどっちが勝ってもおかしくない勝負でしたから
 更に試合前にミウラに宣言した掴みと投げは使わないという約束を破っての勝利
 納得はいってない様子でも負けるよりはいいのかそれで良しとしています
 リンネにとっては勝利し続ける事こそ重要なので試合前の約束はあまり気にならないのかもしれません


■教会の治療師イクスヴェリア
 ナカジマジムのサポーターでもあり聖王教会の治療師でもあるイクス
 その実力は高く肋骨粉砕骨折したミウラの治療もある程度行えるとか(さすがに骨折を丸ごと治す事は無理みたいだけど)
 しかしかつてはマリアージュという大量殺戮兵器を生み出していた存在が今では誰かを治す力を持つとは
 SSXの頃は予想だに出来なかった事だ…


■アインハルトの試合
 アインハルトの対戦相手はデンドロビウム級ワールドランカー
 階級的なものはよく分かりませんがデンドロビウムと聞いて超デカいのは容易に想像がつきます
 そして想像通り出てきた相手は身長190cm体重180kgという見た目も規格外の存在でした
 こいつ本当に女子なのかよと思いたくなるくらいインパクトはデカいです
 ウインターカップやインターミドルには体重による出場制限とかがないので基本誰でも出場出来るのが面白い所
 アインハルトと並んで立つと大人と子供どころか大人と幼児くらい差があります
 これでU15というんだから驚くしかない


 確かにこの巨体が突進してくるのは相手にとって相当のプレッシャーになりますね
 問題はアインハルトがそんな事でプレッシャーを感じるメンタルじゃないって事くらいで


■試合は秒殺
 相手のラリアットや張り手を巧みにかわして相手のボディに肘打ち→延髄蹴りのツーパンで沈めました


■精密検査の結果→異状なし
 ミウラは入院こそしたものの骨折もすぐ治るとの事で…
 前回ミウラの肋骨が少なくとも3本は文字通り粉々に砕け散ったのに治るとは現代のミッドチルダの医療は凄いな
 良かった…選手生命絶たれて実家のレストランで料理を作るしか未来が残されてないミウラはいなかったんじゃ…
 そんな事になったらアツェレイが怖いから余計に良かった


ミウラからヴィヴィオへ託されるバトン
 U15最後の大きな試合に勝ち上がってヴィヴィオやアインハルトと全力で戦う
 というのがミウラの一つの目標だったけど惜しくもその目標は叶えられくなってしまう
 皆が病室を後にし1人で病室で涙を流す
 人前じゃ元気な姿を見せて隠れて泣くのがミウラらしい
 こういう時「誰か」が胸を貸してあげないといけませんね


■「会長と一番長い付き合いなのってヴィヴィさんなんですよね?」
 座布団の上で仲良く寄り添いあいながら眠るティオとウーラが可愛すぎる…
 ノーヴェは「身体的理由」で選手になれない
 これはまぁ…戦闘機人として生まれた宿命みたいなものですね
 身体の中のあちこちに機械が埋め込まれているんじゃ普通の格闘技選手にはなれない
 それは分かっているからこそノーヴェはヴィヴィオによく付き合っていた
 でも練習場所が公園だったので公園の管理人に怒られたのがきっかけでジム開設までの流れになったと
 ノーヴェにしてみれば身内だけで静かに運営する様なジムでも良かったのが今では多くの人が入門している
 思えば昔(StS時代)のノーヴェからしたら本当に信じられない様な変わりようだな
 あの頃のノーヴェは触れただけで傷つける刃物みたいな感じだったのに


ヴィヴィオvsリンネ
 ヴィヴィオの戦闘スタイルは相手と距離を離した所から放つフリッカージャブ
 しかも相手の急所やガードの隙を的確に狙うので普通の相手ならこれだけで相当ダメージが入る攻撃
 対するリンネの戦闘スタイルはひたすら耐えて耐えまくった上で必殺の一撃を叩きこむやせ我慢スタイル
 リンネは殆どノーガードで突っ込んでいってるのは相手の攻撃に耐えられるタフさがあるからであって
 でもそんなリンネをヴィヴィオは一発一発的確に当ててる
 ここら辺両者が正反対のバトルスタイルである事を表してますね
 ヴィヴィオには相手の隙や急所を的確に捉える「神眼」があるのでリンネの攻撃は避け続けて食らわない理屈
 「格闘技に向かない選手」としてヴィヴィオが突き詰めた究極のスタイルとも言えます
 

 ?「当たらなければどうという事はない!」


■「練習の密度と強さへの意思ならリンネにもある」
 コーチのジルはリンネに過酷とも言えるトレーニングを課し続けて今のリンネを作り上げた
 それはトップファイターのであるヴィクターやハリーですら堪えるレベルであり
 リンネも実際何度も吐いて苦しんで強くなってきた
 でもそこにヴィヴィオと違って「格闘技が好き」という気持ちは一切ない
 ヴィヴィオとリンネはこういう所でも対局なんですね


■NEXT#08「勝者と敗者」
 7話でここまで入念に敗北フラグを立ててきたヴィヴィオが優勢のまま次回に続くという
 ある意味お約束を破った状態の引きでした
 だからこそ勝敗がまったく読めないしどんな展開になるのかも予想がつかない
 まぁリンネはここまでまったくと言っていい程有効打を与えてないので逆襲が来るかもしれませんが
 7話かけて見てきましたがリンネの強さに対する執着心は病的なまでと言えます
 ここまで一気に駆け上がってきてポッキリ心を折られたら途端にダメになってしまいそうで不安です


 7話はティオウーラの癒し成分が少なめでしたから8話は期待したい所ですね