第15話 Sisters & Daughters

『陸士108部隊ギンガ・ナカジマ陸曹が今日からしばらく六課へ出向となります』
 やってきましたお姉ちゃん、フォワード4人はヴィヴィオの時に地下水道で会っているので挨拶する必要はありませんがそこは社交辞令というかお約束
 そしてギンガと共にやってきたマリエル通称マリー
 この2人が六課にやってきた理由はフォワード4人に対してはまだ明かされていない様です(スバルは知ってる?)
 でもこの2人、この後機動六課の壮絶な日常を知る羽目に…


『模擬戦 妹vs姉』
 なのはさんの計らいで行われる事になったスバルvsギンガの模擬戦闘
 どうやらギンガにスバルがどれだけ成長しているか知ってもらう意味合いがあるみたいです
 ギンガはスバルのシューティングアーツと魔法の師匠なので妹の成長具合を見せるいい機会だったのですね
 暗になのはさんがどれだけ毎日シゴキまくってるかを見せつける機会だったのかもしれない…


 そして模擬戦が始まり勝負自体は結構いい勝負を行っています
 スバルの話などから察するに初期(1話2話辺り)の時点ではスバルとギンガの間には越えられない壁が山脈の様に立ちはだかってました
 ギンガの戦闘能力は相当高く地下水道でのガジェットの戦いを見ても分かります(フォワード4人は連携してガジェットを撃破しているのに対しギンガは単機で次々とガジェットをぶっ壊してる)
 今までのスバルなら手も足も出せずに完敗していた事でしょう
 それが今ではギンガといい勝負をするレベルにまで成長しました、すげーや高町流鬼コーチ
 元々スバルも天才肌というか教えた事を上手く応用するスペック持ちだった様でヴィータが教えた防御系の技能も的確に使用してます


 そして最重要なポイントが一つ
 この早朝の模擬戦、女性陣(スバル、ギンガ、ティアナ)がシャツ一枚という薄着の為屈んだ姿勢だともの凄くおっぱいが強調されます!凄いエロい!(キリッ!)
 

『スバルさんもギンガさんも嬉しそうだなぁって』
 戦いのさなか思わず笑みがこぼれる姉妹
 ギンガにしてみたら妹の成長が嬉しいのでしょうね、それに今まではあくまで指導する立場であって勝負する立場ではなかったのですから(勝負しても昔は瞬殺)
 こうして接戦を繰り広げられるのは指導者として姉として喜ばしいのだと思います
 一方のスバルもようやく雲の上の存在だった姉に手が届く所まで来たのは普通に嬉しい、お姉ちゃん子というのもありますがギンガと同じく対等に戦えるのが自分でも嬉しいのですね
 色々と面白い姉妹です


 しかしこの姉妹対決がクライマックスでの伏線になろうとは…


『折角だからギンガも入れたチーム戦やってみようか♪フォワードチーム5人vs前線隊長4人チーム』
 笑顔で言い放つなのはさん、この笑顔本気の笑顔だ…(ガタガタ)
 そりゃギンガも唖然とするよ…
 基本的になのはさんやフェイトは管理局でも有名人です(主に武装魔導師として、フェイトは執務官としてもだけど)
 実力も当然相応のものを持っている訳で…そんな4人が相手するよ(ニコッ)と言われたら死刑宣告と同義
 リミッターがかかっている状態だから手加減とかはしないだろうなぁ…4人共
 特にシグナムは働いている姿(戦っている姿)を見るのはこの時が初めてだから凄いテンション高そう


『隊長達かなり本気で潰しにきますので』
 シグナムどころか全員テンションクライマックスだった
 やっぱり手加減無し(リミッターがかかっている上での)で殺りにくるか…
 フォワード4人の反応を見るに時々行われるみたいですね
 フォワードリーダーのティアナもまず真っ先に考える策が逃げまくる事だし…


ヴィヴィオお目覚めの洗顔中』
 訓練場では新人達の悲鳴ににた絶叫が飛び交う中寮ではなにやらほのぼの和み空間が炸裂している様です
 1人で顔を洗うヴィヴィオだけどタオルを落として右往左往
 しっかり後ろからフォローしてあげるザフィーラがさすがすぎる…子守り犬としての貫禄が出まくってますな


『はい、ではここまで』
 模擬戦終了、案の定フォワード5人チームは死屍累々でした
 一方の隊長達は超余裕の顔、フェイトとシグナムに至ってはジャケットを装着すらしていないという余裕っぷり
 「惜しい」と言いつつあんたら絶対楽しんでたろ?わざと隙を見せてそこを突いた所をカウンターするとかえげつない事をしていたに違いない!


『おはよーございまーす♪』
 既に訓練が終わりクールダウン中の訓練場にヴィヴィオ登場
 とことこ歩いて来てシャーリーやマリーにご挨拶する姿は中々可愛らしい
 しかしマリーはヴィヴィオの事を知らない様子(そりゃ当然か)
 この分だとギンガも知らないのかな?
 そして「あの子は?」と聞いてシャーリーから返ってきた返事が「なのはさんとフェイトさんの娘です」ときたもんだ
 ってかマリー、本気でテンパってたなこの時、まさか本気で2人の愛の結晶だと思ったのか?


『鞭のなのはママ、飴のフェイトママ』
 転んだヴィヴィオに駆け寄って起こしてあげるのがフェイトのやり方
 一方現状を把握した上で自分で立って歩く様に促すのがなのはさんのやり方
 上手い具合に正反対の2人で面白いです
 子育てという面においても2人は対局しそうですから今後もこういうのが見たかった所ですが…
 

 結局耐えきれずにフェイトママが走り出しました、もしかしてこの人の子育ては子供をダメにしてしまうのか?極端に甘やかしそう
 子供を叱ったり手を上げたりというイメージがまったく湧かないのがフェイトママです
 なのはママはむしろそういうイメージが強く湧きますが(爆)
 きっとエリオとキャロがまだ小さかった頃甘やかしまくってたんでしょうね
 それをリンディさんやクロノが呆れ顔で見ていた姿が浮かびます


『CMでもリリカルマジカル頑張ります!』
 今週の劇場版CM、担当はヴォルケンズでした
 しかしシグナムの「リリカルマジカル頑張ります(キリッ!)」が聞けたのはいいとしてまさかザフィーラの「リリカルマジカルァ!」が聞けるとは思わなかった…


『皆で楽しく朝ご飯』
 ヴィヴィオを交えて朝ご飯の支度中、しかしエリオが抱えてるボウルの中のサラダ量がマジパネェ…これきっとエリオ・スバル・ギンガ3人分ですよ
 もうエリオ達の食事を見ていると腹八分目とかそういう基準が分からなくなってくる


『レジアス中将の総回診です(ザッザッザッザッ)※違います』
 ところ変わって地上本部、我らが中将は交渉材料を欲しかった様です
 先日機動六課に臨時査察を行ったもののそれらしい「材料」は得られず無駄骨に終わりました
 中将の発言からするにいいネタなら機動六課でなくとも何でもいいみたいですね


 しかし先週こっそり調査してみるとと言ったアコース査察官、しっかりとその動きがばれてました
 いやいや、そこはばれたらいけないんじゃないの?
 でもアコース査察官だけではなく他の部隊も中将の周囲を調べているみたいで…
 しかもそれを「いつもの事」と言って「いつもの様に」対応させていた
 それっていつ頃からの事なんでしょうかね?
 かーなーりー、昔からそういう事をやっていたのだとしたら…


『アインヘリアルの方はどうなっている?』
 アインヘリアル、簡単に言うと「地上を守る為のとんでもない質量兵器」
 前にフェイト先生のはちみつ授業でありましたね、質量兵器について
 あれはこの事に対する伏線だったんだ…


 中将が用意した切り札、それは魔導師に頼らずに守る事が出来る力の象徴
 まぁレーザーとかミサイルとかがドカーン!と出る系なんでしょう
 確かにそれが完成すれば魔導師いりませんね
 3号機が調整中である事を考えると1・2号機は既に完成しているらしい?
 ただやっぱり管理局の地上本部みたいな大きな所が表だって「質量兵器」を前に出すのは賛否が分かれるでしょう(実際オーリスも全てにおいて賛同している訳じゃない様子)
 まぁオーリスは中将がどれだけ間違った道を進んでもそれに従うだけの割りきった考えを持っているので中将を正す立場にはならないですね
 しかし「例のプラントにアインヘリアルといい…」という発言が気になります
 オーリス曰く「過ぎた力」とはどれ程のものなのか


『時空管理局最高評議会』
 ぶっちゃけ管理局のトップ、レジアス中将を動かす存在
 けど見た目がまんまエヴァですよこれ(爆)
 真ん中に立つ中将、周囲に展開している三つのモニター、どこからともなく聞こえる声、うんエヴァだこれ
 なんか見る限り怪しさ爆発のこの最高評議会、中将の怪しさなんて可愛いものに思えます
 きっとラスボスとして出てくるんですよね!きっとそうですよね!


『ナカジマシスターズの全裸モード!』
 ナカジマ姉妹の定期検診が始まりました、全裸ですよ全裸!?
 ちょっと!そこはもっとアップで映す所でしょう!?何やってんの!?


『ナンバーズのその後』
 あれから動きを見せないナンバーズも色々と変わってきている様です
 まずその筆頭と言うべきか、長女のウーノに新たなボディが換装されました
 ウーノが換装したボディは最新型
 前線に出ないサポート班ではあるもののそのボディは常に最新の技術が使われており常に最高のスペックを持っています
 ディエチが「新しい身体はどう?」と聞いたのに対し「いいに決まってる」と即答
 これはスカリエッティの作ったボディだから絶大な信頼を置いているからくる発言ですね
 前線組の妹達のデータもフィードバックされているのも理由に含まれている様ですが


 NO.7セッテ、NO.8オットー、NO.12ディード
 ナンバーズ最後発組も完成間近という所まで来ています
 しかし残念なのはこの3人がポッドの中に浮かんでいるシーン
 何故全裸じゃないんでしょうかねぇ(ため息)


『名称などどうでもいいからな』
 そう吐き捨てるトーレですが確かにナンバーズのそれぞれの名前も数字をそのまま言っているだけに過ぎません
 スカリエッティは天才だからそういうのは気にしないのです!(ドヤッ!)


 あとこのシーンでトーレとセインが並んで歩くシーン
 おっぱいの対比が恐ろしすぎる事に…トーレ姉どんだけでかいんだよ


『祭りの日は近い』
 このシーンでウェンディが初顔見せ
 これで中の人がエリオと同じだなんて思えないくらい演技力がパネェ…
 でも後ろのノーヴェは何故かまだ顔が黒くなってよく見えない仕様に…でもバレバレですね
 ってか中の人の演技がまんまスバルです
 やっぱりまだキャラを掴めていないのでしょうか?(ちゃんとした活躍もまだでキャラを掴むも何もないけど)


 ってかスカリエッティの前に大量のレリックが蠢いていますがこの中にルールーの探し物ありますよね?ドクター隠してるだけですよね?
 まさかこれだけあるのにルールーの探してる11番だけ無いなんて事はないでしょう
 スカリエッティの性格だと11番があったら素直にルールーにあげてそうだけどそうしたらルールーが協力する理由がなくなるから隠してるのかな?


こうして15話が終了
先週と同じく戦闘シーンは少なくスバルとギンガの模擬戦以外なかったものの色々な描写が見れて満足いく話でした
次の話で本格的な戦闘が見れるはずなので正座待機ですね
あと15話からエンディングが後期版になってました、オープニングが17話(確か)で変わったはずですからオープニングの方が遅いのか
後期はOPもEDも好きなのでこちらも楽しみに待っております