第11話 機動六課のある休日(後編)

『聖王教会本部』
 前回が謎の少女登場で引いて次の話の冒頭で和やかBGMと共に出てきたのが聖王教会でした
 10話と11話を通しで見ていたらギャップに驚かされるわ
 でも流れ的にこれはフォワード4人がまだ楽しい休日を満喫していてる頃なんでしょうね、もうそろそろエリオが地下の音に気付く頃?


『制服姿が似合わないのは友人どころか妻にまで言われますよ』
 ここでStSで初めてクロノ提督がご登場(コミックでの登場は除きます)
 中の人がキャロ(元クロノ(ショタ))からキョンにクラスチェンジ、更に嫁さんまでゲットした作中数少ないリア充男です
 正直この声変わりに慣れなかった人も多いのではないのでしょうか?


 そして話題に出ていた「防護服」というのは肩にトゲトゲが付いているいかつい服の事でしょう
 インパクトは向こうの方がダンチですね


 それよりもクロノとカリムがこうして密会していると何だか怪しく見えてしまう…「機動六課の今後について」というのは建前じゃないですよね?
 カリムさん、相手は既婚者なんですよ?一応ラブラブなんですよ?


 と、この後にシグナムが合流した時点ではやてから緊急の直接通信
 恐らく限定解除の申請を行う為の通信でしょう
 はやてはこの後の展開をおおよそ予測出来ていたのでしょうね、こういう所は捜査官の経験と勘が働いたのかな?


フォワード陣合流完了』
 この時点で回収済みのレリックは封印処理済みとの事
 封印さえしてしまえばレリック反応も出なくなりガジェットも見つけられないそうですが…
 先週のラスト付近でエリキャロが「指示をお願いします」と隊長達に仰いだ時にちゃんとそれを指示してほしかった…
 謎の少女の応急処置と安全確保が最優先なのは勿論ですがその次に優先すべきはレリックの封印処理なんだから


『隊長達とシャマル先生、リイン曹長がこっちに向かってるから現状確保しつつ周辺警戒』
 この辺ティアナのフォワードリーダーとしての才能が開き始めてますね
 現状で最良の選択を取っています
 今ティアナ達がやらなければならないのは「女の子の安全確保」「レリックの確保」の二点、隊長達の指示にあった通りです
 ここでティアナがもう一つのレリックを探しに行こうと言えばそれは命令外の事であり現状のティアナ達では手に余る事
 そして何よりシャマル達がまだ現着していないです
 もう一つのレリック探索は隊長達との合流後で十分なのですから
 なのはさんの「お話」がちゃんとティアナをいい方向に成長させていると言えます
 もしくはなのはさんの「お話」を二度と受けたくない一心で必至に冷静な判断をしていたのかも?


『部隊長と後見人達のお話』
 レリックが関与しそのレリックを小さな女の子が所持していた
 これだけでかなりの事件性があります(主に女の子に)
 簡単に解決する様な事件ではないとはやては考え「奥の手」の投入も思案中
 この奥の手は勿論「限定解除」ですね
 たった数回しか使えない隊長達の限定解除をポンポン使う訳にはいかないから慎重になる訳です


『シャッハに送ってもらえばすぐ戻れるから』
 聖王教会にいるシグナムも万が一の事を考え現場に合流する事が決定
 しかし「シャッハに送ってもらえば〜」というのはこの時点ではよく分からない発言ですね
 シャッハが車かバイクでも持っていてそれで送ってもらえという意味に聞こえます
 ですが実際はシャッハが高速移動型のシスターでシグナム1人を抱えて超高速移動で送迎するという何とも絵的にシュールな事に…
 緊急事態だから法定速度は守らなくてもいいとはいえ(汗)


『隊長2人、シャマル医師、リイン曹長合流』
 そう言えば市街地のど真ん中だからストームレイダーみたいな大型ヘリは近隣のヘリポートを借りなければならないのは当然か
 このシーン見る限りかなりの高層ビルでその屋上に停まってるから現場とは結構離れてそうだ…
 この点だけはストームレイダーの不便さが出てますね、それ以外では便利な移動手段なのですが


『ガジェット反応あり!』
 地下水道からⅠ型が、空の上からⅡ型が同時に侵攻
 その数は多くスカリエッティがどれだけ気合入っているかが分かります
 前回の発言もあるので目的の大部分は女の子の回収、しかもガジェット6機を迎撃するスペックを持っているので必然的に数も多くなる


『スターズ02現場移動中』
 ナカジマ三佐からの許可を貰ったヴィータが教官任務を一時中断して現場へ
 というかこのヴィータの飛行シーンやたらかっこいんですけど…
 まっすぐ飛ぶだけなのに回転したり飛行速度が速すぎて空気を切り裂くエフェクトが見えたり…


『108部隊からギンガ・ナカジマも参戦』
 来たよパッツンタイツお姉ちゃん


『短い休みは終了、こっからはクライマックスでお仕事モードだぜ!』
 ここでの変身シーン、以前(初出動)の全裸変身シーンの編集版ですね(ある程度カットされた版)
 変身開始からの全裸をカットするとかスタッフマジ分かってない、分かってないよ…
 BGMがかっこいいんだからさ…もっと頑張ろうぜ、特にエリオの全裸変身


『ビルの屋上のアンテナの上でそそり立つルーテシア』
 この子は高い所が好きなのだろうか?危ないからそんな所上っちゃいけません!


『ブリッツキャリバー、お願いね』
 機動六課からギンガに贈られたブリッツキャリバーも(恐らくは)初起動
 マッハキャリバーの姉妹機である為見た目もそっくりです、声は女性声ですけど
 でも全裸変身どころか変身シーンすらオールカットなんて…


『人造魔導師』
 保護した女の子は人造魔導師としての素体として生み出された可能性があるとギンガの推測
 キャロは知らなかったから仕方がないとはいえエリオの悲しそうな顔で俯く姿がとても痛々しい
 コミックを見る限りではこの時点で皆はエリオの過去を知っているはずですけどもしかしてエリオは自分の正体は明かしていなかった?


『よっぽどどうかしてる連中でもない限り手を出したりしない技術』
 スカリエッティ「どうも、どうかしている科学者です」


『隊長達、絶好調かと思ったら?』
 なのは、フェイト、ヴィータ、リイン
 順調に空の上のガジェットを撃破していくものの次に現れたのはとんでもない数のガジェットⅡ型
 1機単位での力はたいした事なくてもここまでの物量でこられると撃破に時間がかかる
 でもなのはは気付いた様でこの中のいくつかは幻影でした


『嘘と幻のイリュージョンで回ってもらいましょ♪』
 出ました我らがクアットロ
 その油断したお腹周りやたゆんたゆんなお胸とか大好きです


 え?違う?
 あぁそうでしたそうでした


 前回のノーヴェに続いてウーノ以外のナンバーズが登場
 でもここでもノーヴェ同様顔見せは次回に…
 メガネが光って顔がよく見えないというのはよくある描写ですね
 それでいて策士系の雰囲気を漂わせています
 でもやっぱりスバルがちょっと無理をして喋っている様に聞こえます
 チワチワはノーヴェとクアットロの使い分けをまだ完全にものにしてないのですね


『クアットロのインヒューレント・スキル、シルバーカーテン』
 その能力は幻影を作り出す事、しかも魔導師側の探知すらも誤認させるという優れモノ
 解析さえしてしまえばどれが幻影なのか判別するのは簡単だけどそこまでが大変
 攻撃能力は皆無な代わりに凄く厄介な能力です、時間稼ぎを命じられた以上最適な能力ですね


『奥の手を出す』
 最初はフェイトが限定解除して幻影含む空の敵を一気に殲滅する作戦を立てたもののはやてに却下されました
 理由はその役目をはやてが行う為
 広域殲滅という戦い方において適任者ははやてをおいて他にないので真っ当な判断とも言えますが限定解除をここで一回使ってしまう事になります
 現状クロノとカリムの合計二回しか隊長達の限定解除を行えない
 今後の事を考えると温存しておきたい気持ちもあるけど出し惜しみして後悔する方が嫌だから解除を選択


 しかもはやての場合SSランクまでの解除は不可
 Sランクまでの解除ならOKとの事
 これでも3ランク解除しているから普段相当抑え込まれてますね隊長達
 しかし凛々しい声で演技するキョンがなんか違和感…(汗)
 ちなみにこの限定解除、再度申請すれば再び取れるとの事ですが状況によってはかなり難しい?
 そりゃオーバーSランク魔導師の解除申請ポンポン受諾出来ないのは当たり前だけど…


『ここまでのガジェットは大体叩いてきたから』
 さりげなく凄い事言ってるギンガお姉ちゃん
 フォワード4人が連携しているから簡単に撃破している様に見えてるけど現状でも結構苦戦する時もある
 そんな中たった1人で合流までに現れたガジェットを軒並みぶっ壊してきたなんて…


『ロングアーチのフォローがあれば精密砲撃もOKなはやて』
 リインとのユニゾンがなければ精密射撃は苦手ですがそれもロングアーチとの連携でカバー出来る
 見た目は完全固定砲台ですが今回の様な敵相手にはむしろ都合が良いとも言えます、動く必要がありませんから
 なのはさんとフェイトが安全圏まで退避している所を見ると相当な威力があるんでしょうね


 あ、あと関係ありませんがなのはさんとフェイトさんが退避するこの瞬間、2人共パンツ見えてました、えぇ関係ありませんが
 なのはさんがピンクでフェイトが黒なんですね、まったく関係ありませんが


フレースヴェルグ着弾→消滅』
 最初は一本の光のビームが飛んだかと思った
 案外簡単にガジェットに回避させられたけど着弾直後にその辺り一帯を巻き込んで大爆発して唖然…(汗)
 こりゃランク制限されるわ…隊長達も慌てて退避するわ…
 回避とか防御とか意味無さすぎる…部隊長マジパネェッス


『一方地下水道フォワード+1は?』
 それぞれ連携しつつガジェットを撃破していました
 でもキャロが「ふり〜ど〜!」と割と可愛い声で叫んでいたのに次の瞬間ガジェットごと火の海に飲まれてて…
 え?これフリード本来の姿になってない状態の炎?効果範囲やばくね?
 ってかエリオ達も巻き添え食ってそうな威力なんですが…
 見た目通りの威力でガジェットⅠ型を次々撃破


 キャロ「やったー!10連鎖したよフリード♪」


『ゴロンゴロン転がってくるガジェットⅢ型』
 いや、お前移動手段それかよ!?
 普通に球体が浮かびながら進むとかじゃないのか!?
 意外な光景に思わず笑いが…
 もうただのボールだわこれ


『レリックの入ったケース発見』
 しかしよくここまで流されてきたものだ…
 この廃棄都市区画(地下水道)の水流はかなり穏やかで水たまりレベルの水しかないのによくこんな重たいケースが流れてきたな


『姿無き強敵手・ガリュー』
 姿を消す能力を持っているガリュー(ルールーの魔法かもしれないけど)
 足音は聞こえるのに姿は見えないってまんまプレデターすぎる…
 これ現場だとかなり怖いだろうな…


 キャロをふっ飛ばしたけど空中でエリオと交戦
 エリオは腕を負傷したけどガリューも姿を晒す結果に
 スバルの高速移動キックも回避するあたりかなりの実力者
 でもギン姉のごり押しパンチで吹っ飛ばされた所を見ればスバル以上ギンガ以下か


烈火の剣聖アギト登場』
 もの凄いうるさい音とまぶしい光でルーテシアを助けた小さな妖精
 でもこの性格を見る限りアギトは口八丁で騙せますね、間違いなく
 アギト単体での戦闘力もそれなりにあって真っ向から挑むのは得策ではない
 ならここは適当に挑発して隙を作れば案外簡単に捕まえられるかも?


 でも一番の問題はこの真面目すぎるフォワードメンバー+1の中で冗談や挑発が出来る人間がいないという事だ
 辛うじてティアナ辺りがハッタリ含めて言葉巧みに騙せそうだけど


11話も続きもので12話に続く
中盤でのクライマックスといっていい12話がいよいよ見れます
エクシードモードの展開、クアットロ、ディエチ、トーレの本格登場
次回が待ち遠しいですね、特にトーレのケツドアップ
やっぱり訓練訓練な毎日の描写よりもこうした戦闘シーンの方が面白いです、敵も描写出来ますしね