第08話 願い、ふたりで
『ガジェット殲滅後の回収作業』
現場に飛散したガジェットの破片やら残骸やらを回収している最中の管理局員達
この人達陸士の制服を着ているという事は機動六課の回収・調査班なのだろうか?
それとも別の部隊(地上本部とか)から派遣された回収・調査班なのか?
でもよく見たら目の前があのオークション会場じゃん!?
現場が近すぎて驚くよりも吹いた、ガジェット予想外の部分まで接近してたじゃん!
ティアナの無茶全開のクロスファイヤーでだいぶ片付いただろうしその後もヴィータ&シグナム&ザフィーラで残党を一掃したからとりあえず被害は殆ど無し
ただ前回ガリューが裏口からこっそりロストロギアを盗み出してたから被害はそこだけかな?
これでティアナに撃ち抜かれたりヴィータにスコーンとぶっ飛ばされたガジェットが建物目掛けてぶっ飛んで行ったら始末書ものだな
『ティアナはちょっと私とお散歩しようか?』
きたー!なのはさんのOHANASHIコンボだぁー!
ティアナ、なのはさんに体育館裏に呼び出される、の巻
ティアナこれ内心すげぇビクビクしてたでしょうね、味方誤射しかけるというミスを犯した報告は既になのはさんの耳に届いてるはずでしょうし
きっと生まれてから今までの事が走馬燈として脳内再生されていたと思います
『スバル…いろいろ…ごめん』
戻ってきたティアナが開口一番スバルに謝罪
普段ツンが強すぎるティアナだからこそ新鮮に見えるこの素直さ
スバルはなのはさんに何されたんだろうと思っていた事でしょう
『フェイトさんと一緒にいらっしゃる方…』
どうやら娘は母親が見知らぬ男性と話をしているのが気になるご様子で…
「見知らぬ」というか考古学者で無限書庫司書長という肩書は知ってそうですからどうしてフェイトさんがそんな人と?
と思っているのでしょう
実際にはこれから久しぶりに対面するユーノとなのはさんの牽制の為にユーノに釘を刺している所なんですけど(違う)
『ジュエルシードが盗まれちゃったみたい…』
サラッととんでもない事口走ってますね
保管庫から地方施設に貸し出されている時に盗まれたと言ってますがこれ普通に考えて大失態の何ものでもない(まぁ機動六課が関係している訳ではなさそうなのですが…)
ジュエルシードというロストロギアのヤバさを考えればもっと真剣に取り組んだ方がいいというレベルなのにフェイトさんのこの落ちつきよう
きっと内心どうやってユーノをなのはさんから遠ざけようと考えているに違いない(違う)
過去に深く関わっていた身としてはユーノもショックを隠せない様で…
『私がこのまま六課で事件を追っていけばきっと辿り着くはずだから』
フェイトさんがやけに落ちついているのはこう思っているからでした
しかしどうにも先…というか終わりが見えない事件
つい先日スカリエッティの情報を得たばかりなのに大丈夫と言っちゃえるフェイトさんが凄いのか…
それともユーノを不安にさせない様にあえて不安要素を告げず大丈夫と言ったのか…
『アコース査察官が戻られるまでユーノ先生の護衛を頼まれてるんだ、交代、お願い出来る?』
フェイトさん、なのはさんの声を聞いて速攻ユーノを明け渡す
きっとなのはさんも影から見てて割り込むタイミングを見計らっていたのでしょう
その後エリオとキャロを「現場検証を手伝って」というだしにしてライトニングエスケープ
この手際の良さ、さすが執務官
『訓練中から時々気になってたんだよ、ティアナの事』
ヴィータ副隊長自分の部下の事が心配なご様子
この場にいたメンバーの中でヴィータだけがティアナの過去を知らなかったみたいで丁度いい機会と思ったのでしょうね
新人だし強くなりたいから無茶をするのは誰だった通る道
けどその無茶の仕方がまずい
さすが副隊長、隊長よりよく見ていらっしゃる…
最終的に教導隊に入る事になるヴィータですがここでも既にその片鱗が見え隠れしていますね
訓練もただシゴキ上げるだけじゃなく的確な言葉と行動で示し部下の動向もしっかり見ている
普段の「ツン」が可愛く見える程の有能っぷりですはい
『ティアナの兄、ティーダ・ランスター』
他界した両親に代わりティアナの育ての親だったティーダ
当時の階級は一等空尉という事は現在のなのはさんらと同じ
執務官志望の魔導師で実力もあって優秀な部類には入っていたであろう人材が任務中に殉職という悲劇の結末に…
『心無い上司のコメント』
これは酷い…どこにでもこういう上司はいるのですね
しかも追い詰めたのに取り逃がす役立たずのクズめ!とか
例え死んでも取り押さえろ!とか
任務を失敗する役立たずは死ね!とか
そんな事を言われて実際に殉職してるんだからそりゃ問題にもなる
当時この上司は相当責任問題になったでしょう、非難も集中したのではないでしょうか?
個人的にこの上司の末路が知りたいものです
今も管理局の上司やってるのか、それとも責任追及されて既に管理局にいないのか
『ティアナが無茶をする理由』
10歳の少女の傷ついた心は簡単には治りません
それを僅か4〜5年で魔導師になる決意して努力しまくってるのを思うと…
兄の死を無意味でないと証明する為にティアナがやろうとしている事
それが兄と同じ道を歩み兄が叶えられなかった「執務官になる」という夢をかなえるという事
兄が教えてくれた魔法を使って夢を叶え、功績を上げれば兄の死は無駄ではないという何よりの証明になるというのがティアナの考えでした
ある意味でそれがティアナのプレッシャーに拍車をかけていたのでしょう
配属された部隊が周りが皆エリートだらけというのも余計に
7話の感想でも書きましたがティアナ自身凄い優秀なんですけどね
『もう4時間も続けてるぜ』
ここで登場ヴァイスの旦那
ってか4時間もティアナに気付かれずに覗き見してるなんてどんだけストーカー根性あるんですかあなたは
「ヘリの整備中にスコープでチラチラ見えた」と言ってますがそれ絶対整備中じゃなかったですよね?
『精密射撃がそうほいほい上手くなるはずがない』
この発言はヴァイスが元・スナイパーである経験論でしょうね
今はヘリパイですがその腕は今も健在で同じく銃を使うティアナの気持ちを少しは理解出来るのだと思います
『俺からすればお前は十分優秀なんだがなぁ』
ミスショット(未遂)を起こしても必至に訓練に励むティアナを見て思う所があるヴァイス
同じくミスショットを起こし大事な家族を傷つけ狙撃手から手を引いた男にしてみたらティアナは優秀以外の何ものでもない
まぁ実際にミスショットしたのと未遂で終わったのとでは心の持ちようがダンチなのでしょうが
『午前4時起床』
どうやら就寝時のスバルはノーブラ派の様ですね(キリッ!)
そしてティアナはブラを付ける派(キリッ!)
なんて冗談は置いておいて…
「陸上行動だけなら4、5日寝なくても平気」という発言は後々の伏線になっています
この時点でティアナはスバルの正体に気付いているのですがティアナはちゃんとスバルを1人の人間として扱ってくれているのがいいですね
それにしても…2人の下着姿が実に素晴らしい
作画の違いかもしれませんが現時点でスバルの方が胸は大きい様です(キリッ!)
『早朝訓練開始』
スバルという練習相手を得た事でティアナの訓練にもより力が入っています
ティアナの考えではこの訓練で戦略の幅が広がりエリオとキャロのフォローも今以上に出来るとの事
しかしこの無茶がなのはさんの逆鱗に触れる事に…
「技数を増やす」事で現状自分の未熟さをカバーしようとしてますがそれこそ落とし穴になっています
幻術は切り札とは考えておらずあくまでただの戦術の一つとしか見ていませんね、ここぞという時の切り札には十分だと思いますが
で、実際ティアナとスバルが行ったこの早朝訓練は「現在フォワード陣がするべき事」の先の先になっている訳で…
隊長達にしてみたら基本的な事が出来てねぇのに勝手に先進んでんじゃねぇという所でしょうか
『明日の模擬戦が終わったらシャーリーさんに頼んでフルメンテしてもらうから』
はい、死亡フラグ入りましたー
まさかここまで綺麗にフラグを立てるとはさすがティアナと言わざるをえません
自分の作品ではこのポジションはエリオかアツェレイ担当なんですけどね
『ちゃんと結果出せばきっと分かってくれるよ、なのはさん優しいもん』
と、頬を染めながら照れ顔なスバルですがそうは問屋が卸しません
無茶やって教えた事を守らずに結果だけ残しても怒られるだけです
スバル的には「勝ったんだからいいじゃない」「成功したんだからいいでしょ」と言ってるのと同じで上司からすればそれは叱るべき所
ティアナのフラグがまさか本当に現実のものになるとは…
『無茶をやっていたのは部下だけじゃありませんでした』
なのはさんも新人達の訓練後に夜遅くまで訓練メニュー組んだり皆の陣形チェックをしたりなどなど
けど同じ無茶でもこれはティアナとスバルの無茶とは中身が全然違います
フォワード4人は言われないと気付かなかったですけど
でも訓練中も4人の事を気にかけて注意深く見てくれているのはエリオとキャロは分かっていた様で…
『なのはさん必殺・天地魔闘の構え』
ある意味StSを一気に有名にしたシーン、そして知名度が最も高いであろうシーンはDVD版でした
1話から分かっていた事ですがTV放映版を流してほしいという意見もちらほらあったみたいで…
確かにDVD版のこのシーンではなのはさんの恐怖感をあまり感じない…
ティアナ(とスバル)の無茶に対して怒ったなのはさん
そりゃ毎日寝る間も惜しんで新人達の訓練を考えて一生懸命訓練したのにそれに逆らって教えてもない事をやられたら怒りますよねぇ…
ただなのはさんもなのはさんでしっかり伝えるべき所を伝えていないのも問題があると思うのですよ
『誰も傷つけたくないから強くなりたい』
これがティアナの本音、恐らく初めて皆の前で打ち明けた本音
やはり兄の死に関しては心の内にしまい込んだだけで克服はしていませんでした
『少し頭冷やそうか』
StSで最も心に刻み込まれたワード第1位来ました
ティアナの必殺砲撃が撃たれる前にティアナの技(クロスファイヤー)をぶち当てるというえげつない攻撃
しかも続け様に2連発とか…マジ…
冷やされる頭がなくなっちゃうよ!
色々な意味で有名な8話はこうして幕を閉じました
実際には8話と9話で一つの話としてまとまっているので9話を見ない事には終わりませんが…
いやはや大変ですね、隊長と部下のすれ違いがここまで来るとは…(すれ違いとまで行かないかもしれませんが)
とりあえず8話を見た時点で「なのはさんは本当に教導官に向いているのか」という疑問が湧き上がりましたね